EPISODE OF LC4 MODOLE 第2回
KTMビッグシングル、690LC4がオモシロイ!

690SMCのトレリススペースフレームに搭載されたLC4エンジン。

690SMCのトレリススペースフレームに搭載されたLC4エンジン。

2004年モデルのKTM660RALLY REPLICA。このモデルのエンジンが690LC4の信頼性確立にも貢献しているのです!

2004年モデルのKTM660RALLY REPLICA。このモデルのエンジンが690LC4の信頼性確立にも貢献しているのです!

2004年モデルのKTM660RALLY REPLICA。このモデルのエンジンが690LC4の信頼性確立にも貢献しているのです!

2004年モデルのKTM660RALLY REPLICA。このモデルのエンジンが690LC4の信頼性確立にも貢献しているのです!

KTMのエンジン工場では熟練した作業員が一機づつ組立作業をこなして行きます。

KTMのエンジン工場では熟練した作業員が一機づつ組立作業をこなして行きます。

完成したエンジンは車両組立工場に送り前に一機づつテストベンチにかけ設計通りの性能を確保しているかをチェック。テスト後、この段階でエンジンオイルとオイルフィルターを交換。これも高い信頼性確保のために大切なプロセスなのです。エンジンの開発はテストベンチで2万キロほど、たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。

完成したエンジンは車両組立工場に送り前に一機づつテストベンチにかけ設計通りの性能を確保しているかをチェック。テスト後、この段階でエンジンオイルとオイルフィルターを交換。これも高い信頼性確保のために大切なプロセスなのです。エンジンの開発はテストベンチで2万キロほど、たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。たしかにこれは従来型のLC4エンジンのエピソードです。

前回、エンジンのメカニズムについて紹介をしました。今回もエンジンにまつわる興味深いお話を紹介します。まずLC4エンジンの十八番なのが耐久 性です。シングルシリンダーエンジンでLC4ほどハイパワーとなると、メンテナンスインターバルが短く、READY TO RACEというスローガンからイメージされる、ガレージコストが掛かるのでは、とご心配をなさっている方もあるのではないでしょうか。もちろん適宜必要な タイミングでメンテナンスを受けることが、なにより耐久性にとって大切であることは言うまでもありません。
こんなエピソードがあります。従来型ではありますが、14万キロを旅したイギリスのワールドトラベラーのお伴をしたLC4と、ドイツのライダーが17万 キロに渡って世界を旅したLC4エンジン搭載モデルが、本社のあるマッティングホーフェンのワークショップにエンジン内部のチェックのため召還されたこと があるそうです。エンジニアも興味津々。そして各部を分解して再度組み立て終えた時、二人のオーナーに手渡された部品交換リストにあったのは、シールやガ スケット類を覗けば、消耗部品で交換時期を迎えていたのはピストンリングのセットのみだったそうです。もちろん、シングルシリンダーですからそのセットは 一つ。

しかし、KTMの新型LC4エンジンはそうした蓄積に加え、ダカールラリーやエンデューロなど、開発と鍛錬の場が密接に繋がっていました。特に新型LC4 が登場する直前の2007年に690ラリー(ワークスも使うラリー用マシン)が残した信頼性と速さです。新型LC4シリーズの開発責任者を務めた技術者、 ロベルト・プリリンガーはこうも話します。「私たちが新型LC4の開発に着手したのが2002年。エンジンの開発はテストベンチで2万キロほど、負荷を掛 けたテストでまるまる72時間以上、どのモデルに搭載されるエンジンも最低5万キロ以上は走らせています。DUKEは9万キロ以上テストしたはずですよ」 と胸を張ります。
新型LC4エンジンの開発が始まったころ、ダカールラリーなどの長距離ラリー用に市販されているファクトリーレプリカに搭載されるエンジンが、 640LC4の625㏄エンジン(ボア×ストロークは101mm×78mm)から、新型エンジンと同じボア×ストロークの654㏄とした660LC4エン ジンへと変更されています。これぞまさしく先行耐久テストと各部の基礎研究。信頼性も長い時間を掛けて磨き上げられていたのです。
またファクトリーツアーのところで紹介したとおり、エンジン組立工場では、組立後、エンジン単体でテストベンチにかけ、数値に問題がなければ、生産ライ ンに運ばれる前にエンジンオイルとオイルフィルターを交換しています。これがオーナーの手元に渡ってから長い耐久性を生み出す大切なポイントとなることが 解ったからです。
次回はシャーシに関するエピソードをお伝えします。(続く)