中村浩史の125 DUKEのある生活──第2回
ビッグバイク乗りが四半世紀ぶりにコロリと参った運命のバイク。

前回、125 DUKEについて何か書くように、とオレンジブログのお話をいただいた時に、「ならば連載させてください」とお願いしたのが叶ったみたい。で、その第2回。今回は、いままでずーっとビッグバイク一辺倒だった男が125 DUKEにコロッとイッたお話しを。

いま僕のバイク使用用途っていうのは、街乗り90%、ツーリング10%です。もちろん、ツーリング取材やインプレッションの仕事で試乗することは多いんだけれど、それとは別に、自分のバイクの用途ね。
前回も書いたように、この10年くらいは2台持ちが基本で、1台はビッグバイク、もう1台は街乗り専用。ビッグバイクのほうは、片道100Kmを越えるような移動じゃないと引っ張り出さない古い空冷1100ccです。

だから、いつも接しているバイクはストリートキラーにしたいワケです。その条件は、維持費の問題もありますから250ccもしくはそれ以下クラスで、都内の移動や通勤が快適であること。
そういう用途で初めて選んだのは250ccのスクーターでした。スクーターは、乗る服装を選ばないし、荷物だって仕舞えるし、とにかくイージーで快適。でも、座ってアクセル開けて両手でブレーキ掛けるだけって乗り物だから、ただの移動っていうか、バイクに乗ることが怠惰になっちゃった。もちろん、スクーターの快適さは今でも否定しませんよ。

125 DUKEと運命の出会いの日となった。

125 DUKEと運命の出会いの日となった。

次に選んだのは250ccのオフロード車。オンロード寄りタイヤを履いて快適に乗っていました。30psオーバーの250ccフルサイズモデルだったので、まぁ速い速い! このカテゴリーはストリートキラーの本命なのかな、と思ったんですが、今度は「このスピードは要らないかな」って。
僕が街乗りで気をつけているのは、巡航スピード。むろん、瞬間的に加速することはありますが、急がないように、トバさないように低い回転数で60Km/hくらいまでで走ります。これくらいのスピードだと、心が和むし燃費もいいし、いいことずくめ。僕は今年45歳になりますが、この年代の街乗りって、こういうスタイルがアリじゃないかな、って思いますね、ウン。

そんなタイミングで、125 DUKEに乗ったわけです。2011年4月26日、KTM JAPANが開催した袖ヶ浦レースウェイのメディア向けオールモデル試乗会で。
ちょっと大げさに言います。まさにこの日は、僕の四半世紀に及ぶバイクライフにとっての、運命の日でした。(続く)