ヒストリック・モデル第11回
DUKE物語その3
ロードモデルでも自由自在。ついつい悪さしたくなるほど楽しい、
DUKEの撮影時ミニミニPHOTOストーリー。

DUKEが生まれたマッティグホーフェンの街からほど近い場所に、映画『サウンドオブミュージック』の舞台となった場所があります。緑の丘陵を抜ける道 と、遠くに点在する民家。そして大小様々なカーブを織り交ぜたワインディングが、そこを縫って行きます。ルーツがオフロードバイクとはいえ、明確なロード チューンを受けたDUKEが持つ自在な運動性や、ビッグシングル(エンジン)が見せる自動車専用道路での高い巡航性能のミクスチャーが、生き生きとした走 りを見せるステージです。
そんなDUKEⅡの撮影に出掛けた当時のKTMスタッフも、そのほとばしる楽しさを次第に我慢できなくなる様子を、如実に捉えたフォトストーリーを今回はお届けしましょう。
その主犯格(!?)はシルバーのヘルメットを被ったヨヒム・サワー。現在もKTMでテクニカル・マーケティング・コミュニケーションという役職に就く彼 は、かつてヨーロッパエンデューロの125㏄クラスチャンピオンという肩書きも持ちます。ニースライダーの付いたレザーの上下を着ながら、足下はアルパイ ンスターズのテック8で固め、最初はロードバイクとしてふさわしい撮影をしていますが……。もちろん、これがDUKEの魅力の一端であることは間違いあり ません。
ではそのストーリーをお楽しみ下さい。

最初のカットは1台目が右コーナーに入るタイミングで、後ろのDUKEが左コーナーから立ち上がるカット! とカメラマン。タイミングを合わせて走ります。意外と難しいカットです。緑の牧草地の中を縫う極上の道で2台のDUKEが踊ります!

最初のカットは1台目が右コーナーに入るタイミングで、後ろのDUKEが左コーナーから立ち上がるカット! とカメラマン。タイミングを合わせて走ります。意外と難しいカットです。緑の牧草地の中を縫う極上の道で2台のDUKEが踊ります!

緑の丘を抜けるワインディングロード。2台のDUKEⅡが駆け抜けます。色違い、チドリ走行で抜けるカットです(前がヨヒムです)

緑の丘を抜けるワインディングロード。2台のDUKEⅡが駆け抜けます。色違い、チドリ走行で抜けるカットです(前がヨヒムです)

もちろん、単独で正面受けの走りも撮影。腰こそ落としていませんが、タイヤサイドまで使った旋回でDUKEは軽快に道を切り取ります。

もちろん、単独で正面受けの走りも撮影。腰こそ落としていませんが、タイヤサイドまで使った旋回でDUKEは軽快に道を切り取ります。

そして左向きのコーナリングカット。カメラマンはメディア露出のレイアウトにまで心を砕き、多くのバリエーションを揃えます。

そして左向きのコーナリングカット。カメラマンはメディア露出のレイアウトにまで心を砕き、多くのバリエーションを揃えます。

アウトサイドがあればインサイドも撮っておく。これがプロの仕事です。

アウトサイドがあればインサイドも撮っておく。これがプロの仕事です。

緑の背景を生かしつつ、斜光の中を走るDUKEをカメラに収めます。ざらっとしたアスファルトの間に埃のように小石が留まっている事も多く、軽く自在感のあるDUKEのようなバイクが人気を誇る隠れた理由がうかがえます。

緑の背景を生かしつつ、斜光の中を走るDUKEをカメラに収めます。ざらっとしたアスファルトの間に埃のように小石が留まっている事も多く、軽く自在感のあるDUKEのようなバイクが人気を誇る隠れた理由がうかがえます。

針葉樹の森をいくDUKE 。背景の黒に黄色のボディーカラーを活かすべく撮影したカットです。実はヨヒム、撮影の腕前もかなりのモノで、自分の中で「もうカットたくさんあるよね」と思い始めています。

針葉樹の森をいくDUKE 。背景の黒に黄色のボディーカラーを活かすべく撮影したカットです。実はヨヒム、撮影の腕前もかなりのモノで、自分の中で「もうカットたくさんあるよね」と思い始めています。

もう少しカットを稼ごう! とカメラマン。ハイハイ!走るのは嫌いじゃないヨヒム達は快く走りますが……。

もう少しカットを稼ごう! とカメラマン。ハイハイ!走るのは嫌いじゃないヨヒム達は快く走りますが……。

ハイもう一回! とカメラマン。オッケーの返事代わりにカメラ目線でウイリーしてます……。

ハイもう一回! とカメラマン。オッケーの返事代わりにカメラ目線でウイリーしてます……。

あと少し。これで終わりだから。そうしたら好きに走っていいからね。このシーン、3回走って下さい!

あと少し。これで終わりだから。そうしたら好きに走っていいからね。このシーン、3回走って下さい!

何でもやりますよぉー、とウイリーの連続……。

何でもやりますよぉー、とウイリーの連続……。

そして場所を近所のレーストラックに移し、カメラマンをリアシートにオンボード。肩越しに隣のDUKEを撮る迫力のシーン。

そして場所を近所のレーストラックに移し、カメラマンをリアシートにオンボード。肩越しに隣のDUKEを撮る迫力のシーン。

オンボードのまま併走カット。スローシャッターで背景を流し、ホイールを回してスピード感を演出しています。

オンボードのまま併走カット。スローシャッターで背景を流し、ホイールを回してスピード感を演出しています。

レンズをワイドに交換してヘアピンのインサイドを走行するカメラバイクを、アウトから被せるDUKEライダーを撮影。路面が流れてます!

レンズをワイドに交換してヘアピンのインサイドを走行するカメラバイクを、アウトから被せるDUKEライダーを撮影。路面が流れてます!

そして選手交代。ナニから撮るの? と訊きながらヨヒムはどこまでもカメラ目線でウイリー……。

そして選手交代。ナニから撮るの? と訊きながらヨヒムはどこまでもカメラ目線でウイリー……。

カメラマンは黒い車体と黒い衣装に気が付きます。ヨヒム、黄色のDUKEに乗り換えて! 黄色でもドコまでも行きます。

カメラマンは黒い車体と黒い衣装に気が付きます。ヨヒム、黄色のDUKEに乗り換えて! 黄色でもドコまでも行きます。

こんなアクションもカメラに収めて本日の撮影は終了です。

こんなアクションもカメラに収めて本日の撮影は終了です。

ヨヒム近影。これは5月末にスペインのバレンシアで行われた2011年オフロードモデルのメディアローンチでのヨヒム・サワー。50歳に近い彼ですが、今もライディングは極めてパワフルかつ悪戯好きです。ファンを忘れない腕利きライダーが多く働くのもKTMなのです!

ヨヒム近影。これは5月末にスペインのバレンシアで行われた2011年オフロードモデルのメディアローンチでのヨヒム・サワー。50歳に近い彼ですが、今もライディングは極めてパワフルかつ悪戯好きです。ファンを忘れない腕利きライダーが多く働くのもKTMなのです!