KTM JAPAN 野口英康 インタビュー
「是非、もう一度乗りにきて下さい」

オレンジブログをごらんの皆さま、こんにちは。KTMジャパン、野口です。あなたの街で125 DUKEに乗れる!「きて!みて!のってみて!」を合い言葉に各地で行っている125 DUKEの試乗イベントにはご参加いただけましたでしょうか。

7月のデリバリー開始を前にいち早く皆さまに試乗していただきたい。そう考え、KTM正規ディーラーによるイベントをはじめ、スペシャルコンテンツも加えた125 DUKEの試乗会を各地で行っています。そのスケジュールをコチラからご確認いただけます。是非、ご参加下さい!

私も会場で実際に乗られた方とお話をするのですが、皆さん期待以上に楽しい! と嬉しいコメントを下さいます。
何かネガティブなご意見もあるのでは、と覚悟をしていました。それは125クラスのストリートバイクをKTMが出すことも、また価格を抑えるためにインドで生産する、ということも含め、未知数な部分があったからです。しかし、トラブルらしいトラブルもなく、初期生産ロットにもかかわらず、製品としてのバラつき感がないことにも驚いています。

125 DUKEは、オーストリアのKTM本社で設計・デザインをし、徹底した品質管理のもと、KTMらしい一台として作り込まれた125㏄のストリートバイクです。それだけに、インドで調達している部品の製品精度の高さも確認できました。すでにKTMのエンジニア達が長い開発期間を掛け、充分に熟成して出してきただけのことはある、と正直ホッとしています。

KTMの開発スタッフが徹底的に設計とテストをして、KTMの製品デザインを担当するKISKAのジェラルド・キスカさん本人も、インダストリアルデザイナーとしての厳しい目で、インドの工場を視察。デザイン通りの製品が納得のいく形で生産されているのかを確認するため、インドに足を運んでいたくらいですから。

完成車はインドからオーストリアのKTM本社工場に送られ、入念なチェックを行う。

完成車はインドからオーストリアのKTM本社工場に送られ、入念なチェックを行う。

生産された125 DUKEはオーストリアの本社に運び、そこで徹底したプリ・デリバリー・インスペクションを行います。これはKTMの本社工場と同じ品質で、同じ信頼性の製品であるかを確かめ、そして出荷するためです。この手間をかけた方法は、少なくとも2011年モデルイヤーの生産分について行われます。

インドの工場で造られたものであろうが、オーストリアの本社工場で造られたものであろうが、まったく同じ品質にする、という目的なのです。

つまり、インド生産される125 DUKEですが、基本的にはKTMのビッグバイクやオフロードモデルと同様のプロセスを経て生まれるKTMのスポーツバイクなのです。

ちょっとこぼれ話になりますが、当初、いくつかのカラーバリエーションが用意されていたそうです。しかし、バリエーションを増やすことよりも、一色に絞り、製品の品質、信頼性を確実なものとすることを最優先としたため、2011年モデルはオレンジ一色での展開になったそうです。

個性を演出するためのエクステリアキットとしてはコチラコチラのようなデカールキットも用意されています。これもKISKAのデザイナーによって描かれたモノで、統一感のある仕上がりは他のKTMモデル並、あるいはそれ以上です。

アジアで生産される小排気量のバイクというと、細く大径のタイヤを履き、エンジン、車体もローコストなバイクを想像するかもしれません。しかし、125 DUKEはそうしたモデルではなく、KTMファミリーの一台なのです。

それは新しい時代を切り開くための一台です。

今、モーターサイクルに乗っていない人も、経験のある人も心から楽しめるモーターサイクルを、とKTMが本気で造った一台です。
ですから、フレーム、サスペンション、ブレーキ、そしてホイールにタイヤも「125ならこの程度」という引き算的思考で造られていません。KTMのビッグバイクと同様な乗り味を楽しめます。

また、125 DUKEはタフさで驚かせてくれています。
5月8日にスポーツランド菅生で行われたORANGE CARAVANスペシャルコンテンツの会場にお運びいただいた方はごらんいただけたと思いますが、エクストリームライダーが125 DUKEを手足のように扱うスタントライドショーで酷使をしても、125 DUKEは音を上げませんでした。
ビッグバイクでやるのと同じような演目をこなす125 DUKEのエンジンは常に全開。それでもオーバーヒートしないんです。このスタントに使う車両は、直立近くまで高くフロントホイールを上げるウイリーに合わせてリアフェンダーを取り外しただけの、全くのノーマル車両です。本当にタフです。エンジンから異音すら出ません。

それに先立ち、4月下順に行われたメディア向けに千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウエイで行った試乗会でもオーバーヒートする125 DUKEはありませんでした。

4月末にはプレス向け試乗会をプロデュース。「今までにない発表試乗会だった」と好評を得た。また、125 DUKEによる“スタントショー”も試乗会場などで企画している。

4月末にはプレス向け試乗会をプロデュース。「今までにない発表試乗会だった」と好評を得た。また、125 DUKEによる“スタントショー”も試乗会場などで企画している。

私自身もこの2月にKTMの本社があるオーストリア、マッティグホーフェンの本社で行われた125 DUKEのサービストレーニングに参加し、このバイクのエンジンの講習を受けました。
実にメンテナンスしやすいように考えられたもので、EXCシリーズなどと同じDNAを持っているな、と感じました。サービスインターバルを伸ばすように、エンジン各部はよりスムーズに、ストレス無く回転するように設計されています。これはパワーを追求するKTMのスーパーバイク、2011年型RC8Rのエンジンに用いられた技術手法と同じです。こうした部分は本当にKTMらしいところです。

もちろんメンテナンスインターバルの長さについても充分に考慮されています。若いライダーや市街地で通勤通学などに使うライダーにとって、頻繁なメンテナンス要求があるようではいけません。いくら良いバイクでもメンテナンスに時間やお金が掛かるのでは楽しさも半減です。

この125 DUKEにはボッシュのエンジンマネージメントが採用されています。これも適宜アップデイトされていて、7月の発売を待たずにすでにアップデイトバージョンが送られてきました。高回転での気持ちよさをそのままに、エンジンの低回転からミドル域までのスムーズさがさらに増しています。試乗用の125 DUKEも、すでにアップデイトバージョンとなっています。もちろん、7月にデリバリーされる125 DUKEの仕様と同じです。

特別会場で行う試乗会は、より125 DUKEの楽しさを体験しやすいコース設定とするよう工夫を凝らしています。
すでに試乗したけれど、思い切ってエンジンを回さなかったという方、是非特設会場で思い切って加速してみて下さい。125 DUKEの車体やブレーキ、そしてサスペンションが楽しく走るために調律されていることを確かめて下さい。

125 DUKEの楽しさを確かめるまで、何度でも乗ってみて下さい。そして信頼性、品質についてご質問もお待ちしています。125 DUKEの試乗会場でKTMスタッフが、乗ると笑顔になるマシンとともにお待ちしています!