IDM ドイツ・スーパーバイク選手権第2戦
RC8R、再びダブルウイン。
KTMファクトリーチーム、2戦連続のパーフェクゲーム。
しかし、ドラマはそれだけではなかった!

5月6日から8日にかけて行われたIDMドイツスーパーバーバイク選手権第2戦。レースはドイツ北東部にあるオシャスレーベン・モータースポーツ・アリーナにおいて開催されました。

市販モデル2011年型のRC8Rをベースにしたファクトリーマシンで参戦している、INGHART KTM スーパーバイクチーム  ジャーマニーのマテジ・スムルツが、決勝のレース1、レース2ともに勝利を収め、KTMファクトリーチームとして、2大会連続のダブルウインを飾りました!

2011年RC8Rカラーが生えるスメルツのビクトリーラン。

2011年RC8Rカラーが生えるスムルツのビクトリーラン。

開幕戦でダブルウインを納め、調子を上げているKTMファクトリーチームのライダー達、ステファン・ネーベル、マルティン・バウワー、そしてマテジ・スムルツは、第2戦でも魅せてくれました。

IDMのWEBによりますと、7日土曜日、12,000人の熱心な観客を沸かせたのは26歳になるチェコ人ライダー、スムルツでした。コースレコードを更新する1分25秒914という見事なタイムをたたきだし、ポールポジションを奪取。2位にはチームメイトのステファン・ネーベルが0.258秒差で続きます。マルティン・バウワーはトップから0.863秒差の6位に入っています。

(写真左)第1レースのスタート直前。この後ステファン・ネーベルを悲劇が襲うとは……。(写真右)そして赤旗中断後の第1レース。次第にリードを開くマルティン。しかし、あともう少しでフィニッシュ、というところで彼のRC8Rを悲劇が襲う。

(写真左)第1レースのスタート直前。この後ステファン・ネーベルを悲劇が襲うとは……。(写真右)そして赤旗中断後の第1レース。次第にリードを開くマルティン。しかし、あともう少しでフィニッシュ、というところで彼のRC8Rを悲劇が襲う。

そして迎えた8日。決勝第1レースはオレンジ・ファクトリーライダーの運命を分けるような展開を見せるのです……。

6ラップ目、ドゥカティに乗るダリオ・ジョゼペッティがハイサイドで転倒。ジョゼペッティを回避すべくラインを外したステファン・ネーベルが不運にも転倒。このクラッシュでネーベルは肩を負傷してしまいます。ああ!

(写真左)KTM MOTOREXスーパーバイクチームのマルティン・バウワー。RC8R、カッコいいです!(写真右)ラウンド2は歯車がかみ合わず、開幕戦ダブルウインを果たしたマルティンも、第2レースで3位を果たすのが精一杯。ライダーポイントのリーダーもスメルツに譲ることに……。

(写真左)KTM MOTOREXスーパーバイクチームのマルティン・バウワー。RC8R、カッコいいです!(写真右)ラウンド2は歯車がかみ合わず、開幕戦ダブルウインを果たしたマルティンも、第2レースで3位を果たすのが精一杯。ライダーポイントのリーダーもスメルツに譲ることに……。

二つのトロフィーを得たチームが歓びを爆発させる。

二つのトロフィーを得たチームが歓びを爆発させる。

その時点でトップを走っていたのは KTM MOTOREXスーパーバイクチームのマルティン・バウワー。そこから2秒以内にオレンジライダーが追走し、ポデューム独占も見えたレースだっただけに残念!

これで赤旗中断となったレースは、リスタート後もマルティン・バウワーが快走を続け、後続とのリードを保ちます。しかし、そのバウワーにも不運が……。フィニッシュまで4ラップというところで、マシンにメカニカルトラブルが発生。彼は天を仰いだに違いありません。これでKTMファクトリーライダーの二人がリタイアしてしまったのです。

しかし、安定した力走で2位以下に5秒以上の差をつけてレース1を制したいのがマテジ・スムルツでした。

棚ぼた? とんでもない。
スムルツ、第2レースも制し週末を完全制覇!

途中の中断などを挟み、複雑な展開となった第1レース。それと比較すればスムルツにとって第2レースの展開はスタートからフィニッシュまで安定したものでした。クラッチのトラブルを抱えていたマルティン・バウワーは結局3位でフィニッシュ。それでも2位に入ったホンダのカール・ムゲリッジとはフィニッシュラインで0.277秒差という接戦でした。

今年こそ。マニファクチャラー、ライダーのダブルタイトル獲得という使命を負うチームは常に前向き。

今年こそ。マニファクチャラー、ライダーのダブルタイトル獲得という使命を負うチームは常に前向き。

3位になったマルティンも追い上げて1.058秒遅れでフィニッシュ。KTMファクトリーチームのRC8Rは、レース1同様の強さで、開幕以来4連勝というセンセーションを2011年IDMドイツスーパーバイク選手権に巻き起こしたのです。

■マテジ・スムルツ

第1レースはとても難しかった。スタートが巧く行かず、先頭集団を追いかける展開だった。おまけにそこでクラッシュが起こり、チームメイトが負傷してしまったんだ。とても残念な出来事だよ。

リスタート後、ボクはトップを走るマルティン(バウワー)のすぐ後ろにつけた。途中でマルティンがトラブルでレースを去り、ボクは確実に走りきって第1レースを制することができたんだ。

第2レースは序盤からプッシュし続けたんだ。そのリードをフィニッシュラインまで維持することができたというわけさ。

(写真左)第2レース。トップを快走するスムルツ。クラッチに、問題を抱えスタートで出遅れたマルティンは中段以下に沈む。いったん消えかけたモチベーションに点火直後の写真です。(写真右)そしてトップ3にまで詰め寄るマルティン。トップはスメルツ。

(写真左)第2レース。トップを快走するスムルツ。クラッチに、問題を抱えスタートで出遅れたマルティンは中段以下に沈む。いったん消えかけたモチベーションに点火直後の写真です。(写真右)そしてトップ3にまで詰め寄るマルティン。トップはスメルツ。

(写真左)スムルツ、なかなかのイケメンです。(写真右)第2レースのポデューム。スメルツが真ん中に、そしてマルティン・バウワーが3位に入った。

(写真左)スムルツ、なかなかのイケメンです。(写真右)第2レースのポデューム。スメルツが真ん中に、そしてマルティン・バウワーが3位に入った。

スメルツ、快心の週末をウイリーで締めくくる。

スメルツ、快心の週末をウイリーで締めくくる。

■マルティン・バウワー

第1レースが終わる後少しのところまでボクはトップを走っていた。でも、メインストレートを走っている時トラブルが起こりはじめ、その周のシケインに入る頃には、もうお手上げだった。リアホイールがロックしてしまったのに、転倒しなかったのはラッキーだったけど……。正直、失望したし、去年、シルバーストーンでの最終戦で起こったトラブルを思い出したよ。目の前でライダータイトルが指の間からこぼれ落ちたんだからね……。

マルティン・バウワーの走りは常にパワフル。しかしこのラウンドはストレスの残るものに。しかし、最速男の名にかけて次戦もベストリアルをお願いします!

マルティン・バウワーの走りは常にパワフル。しかしこのラウンドはストレスの残るものに。しかし、最速男の名にかけて次戦もベストリアルをお願いします!

第2戦に使用したセカンドバイクはクラッチに問題を抱えていて、スタートを決めることができなかった。オイオイ、と思ったけど、すぐに全力で戦いに集中したよ。そして3位でフィニッシュできたんだ。

■ステファン・ネーベル

第1レースがスタートして何周かした時、ボクは4位につけていた。そして目の前で誰かが転倒して、ボクは彼をよけきれなかった。なんとかピットに戻ったけれど、その時点で肩の痛みがあったんだ。マグデルブルグ病院で診察を受けたところ、鎖骨骨折だった……。

さすがのネーベルもこの週末を笑顔で締めることはできません。3rd.ラウンド、ニュルブルクリンク戦は5月 20~22日と迫っているのです。

(写真左)ステファン、一日も早いけがの回復を!(写真右)そして後ろ姿をライバル達にたっぷりみせつけてくれ!

(写真左)ステファン、一日も早いけがの回復を!(写真右)そして後ろ姿をライバル達にたっぷりみせつけてくれ!

それぞれにドラマがあった第2ラウンド。次戦はどうなる!?

KTMファクトリーチーム、そしてRC8Rの活躍にご期待下さい。

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