AMA スーパークロス第6戦 ヒューストン
Red Bull KTMファクトリーチーム、
3人のライダーがトップ10フィニッシュで
シリーズ6戦の週末を飾る。

地元テキサス、ヒューストンで今期自己ベスト5位。「沢山の観客の前で良い成績を出せたことに興奮しているよ」とショート。

地元テキサス、ヒューストンで今期自己ベスト5位。「沢山の観客の前で良い成績を出せたことに興奮しているよ」とショート。

2月12日、テキサス州ヒューストン、レリアント・スタジアムで行われたAMAスーパークロス第6戦で、Red Bull KTMファクトリーチームのライダー3名は、5位、7位、10位とトップ10以内に食い込む活躍を見せ、ハッピーな週末を過ごしたのです。短い時間で長足の進化を遂げるワークスマシン、350SX-F。中盤戦を占うにはこのテキサス・ラウンドは忘れられないレースとなりました。

この第6戦にはAMA スーパークロス・ライト・ウエスト・シリーズにエントリーしているケン・ロクセンが上級クラスであるAMAスーパークロスにスポット参戦。先週のロスアンゼルスで3位ポデュームフィニッシュを飾ったロクセンに予選ラウンドから注目が集まります。

一躍大人気となったロクセン。

一躍大人気となったロクセン。

16歳ながら抜群のテクニックでレギュラーライダーに勝るとも劣らない活躍をみせたロクセン。レースを終え、興奮気味にこう語りました。

「スーパークロス・クラスで走るライダーは長い間ボクのヒーローでした。だから一緒にレースが出来るなんて本当に最高! できればあと何戦かチャンスがあれば嬉しいですね」

予選ヒート2に出走したロクセンは一周目、アイヴァン・テデスコと衝突。転倒こそ免れたものの、この衝撃でシーズン前に痛めた踵を再び強打。痛みに耐えながらもメインレースのスタートラインに並ぶために激走を再開。チームメイトのマイク・アレジをもパスして6位でフィニッシュ。アレジとともにメインレースへと進みます。

アンドリュー・ショートは予選ヒート1を2位で通過。大きな進化を果たした350SX-Fは、予選ヒート1でベストタイムを出したジェームス・スチュワートと0.749秒差へと迫る速さを見せつけます。

リアサスを目一杯縮めて飛び出して行くアンドリュー・ショート。

リアサスを目一杯縮めて飛び出して行くアンドリュー・ショート。

そして20ラップを周回するメインレースでは、3人のライダーはスタート直後の混戦を綺麗にくぐり抜けていきます。ショートはラップ9まで6位を維持。その位置をキープして終盤、#24のブレット・メトカリフのクラッシュでポジションを上げ、今期自己最高の5位でフィニッシュ。地元テキサスの観客に大いにアピールしたのです。

出番を待つロクセンの350SX-F。

出番を待つロクセンの350SX-F。

#194を着けたロクセンはオープニングラップを9位、2ラップ目を8位、その後10周目まで8位を維持。ラップ11にはショートに継ぐ7位にポジションアップし注目を集めます。その後ラップ17にチャド・リードにパスされるまでそのポジションをキープ。終盤、再び7位にポジションを戻し、そのままチェッカー。予選で痛めた踵のことで「レース前はメインイベントにあまりポジティブになれなかったんだ。でも走りだしたら痛いのを忘れてしまったよ」と、アドレナリン全開だった様子。ライダー層の厚いアメリカでも注目を集める存在へとなったのです。

#800のマイク・アレジはオープニングラップを10位でまとめ、その後も9位、10位を行き来しながら最終的に今期自己ベストとなる10位でレースを終えています。

このヒューストンのレースはチームにとって中盤戦を占う好材料になりました。また、Red Bull KTMファクトリーチームとして参加したロクセンは3人の350SX-Fライダーの中で最も速いラップタイムまで記録するおまけ付き。16歳のドイツ人ライダーからしばらく目が離せません。今週、再びカリフォルニア、サンディエゴで行われるレースではスーパークロス・ライト・ウエストの選手権に参加さるためスーパークロスには参加しませんが、ポテンシャルを大いにアピールしたのです。

これからもKTMライダーにご注目を!

スタジアムのパーキングに生まれたRed Bull KTMファクトリーチームのパドック。

スタジアムのパーキングに生まれたRed Bull KTMファクトリーチームのパドック。