AMA SUPERCROSS開催。
Red Bull KTM ファクトリーチーム、
シーズン序盤を終えペースアップ開始!

スタジアムの観客席の高さから見ても見上げるほどの高さの弾道、そしてとんでもない飛距離。スーパークロスならではの魅力。

スタジアムの観客席の高さから見ても見上げるほどの高さの弾道、そしてとんでもない飛距離。スーパークロスならではの魅力。

2010年、KTMが世界に放った新世代モトクロスマシン、350SX-F。昨年、世界選手権に参戦した350SX-Fは、アントニオ・カイローリのライディングにより、ライダー、マニファクチャラーとダブルの栄冠を勝ち取るという、これ以上ないデビューイヤーを過ごしました。

華やかなスーパークロスのパドック風景。

華やかなスーパークロスのパドック風景。

そして2011年開始早々、Red Bull KTMファクトリーチームは、AMA スーパークロスに参戦開始しました。

数万人を収容する観客席がある巨大スタジアムにトリッキーなレイアウトのコースを造り、数万人のモータースポーツファンの前で行われるイベントとして、長い歴史を持ち人気の高いAMAスーパークロス。会場を訪れたファンを魅了するのは、モトクロスならではのジャンプの連続。ショーアップされたこのレースが、ライディングスタイルやモトクロスマシンのエンジン、サスペンションに革命を起こしたことはご存じの通りです。

2011年シーズンは1月8日、カリフォルニア州アナハイムで開幕し、5月7日にネバダ州ラス・ベガスにあるサム・ボイド・スタジアムで行われる最終戦まで全17戦の毎週末各地を転戦しながら行われるのです。

エンジェル・スタジアムで行われたアナハイムの開幕戦から、チェイス・フィールド(フェニックス・アリゾナ州)、ドジャー・スタジアム(ロスアンゼルス・カリフォルニア州)、オークランド・アラメダ・カントリー・コロシアム(オークランド・カリフォルニア州)が行われ、そして今シーズン2度目となるエンジェル・スタジアムにスーパークロスは戻ってきました。

この第5戦の模様を振り返りつつ、序盤三分の一を終えたシリーズを振り返りたいと思います。

アナハイム2でアンドリュー・ショート、
ベスト5まであと一歩。
中盤戦に向けてさらなる加速を!

2011年シーズン、前半の5戦を終え、Red Bull KTMファクトリーチームのアンドリュー・ショートは合計64ポイントでランキング7位。トップは3勝をマークしているジェームス・スチュワートの117ポイント。ライバル達はもちろん450㏄エンジンを搭載したマシンたち。そこに機動性を活かした350SX-Fで挑むKTMです。

安定したペースで今期最高の6位に入ったアンドリュー・ショート。

安定したペースで今期最高の6位に入ったアンドリュー・ショート。

今シーズン、Red Bull KTMファクトリーチームからスーパークロスにエントリーするライダーは二人。#800のマイク・アレジ。そして#29のアンドリュー・ショート。

マイク・アレジは2004年からプロに転向したライダーで、2009年からスーパークロスでも上位入賞を果たすなど頭角を現し、2010年シーズンから350SX-Fを走らせています。

アンドリュー・ショートは2000年からプロフェッショナルライダーとして活動し続け、2008年、2009年とスーパークロスのポイントランキング3位でシーズンを終えた他、2010年はAMA450モトクロスチャンピオンシップで11回のポデュームフィニッシュを果たした実力派ライダーの一人です。

もう一人のファクトリーライダー、マイク・アレジ。

もう一人のファクトリーライダー、マイク・アレジ。

今シーズン、まだ勢いに乗り切れていないアレジですが、ショートは次第にトップグループを射程圏内に収めつつあります。

2011年の第5戦は再びアナハイムのエンジェル・スタジアムでの開催です。しかし、初戦とは全く異なるコースレイアウトで、実質上フレッシュなレースをライダー達は戦うことになったのです。スーパークロスのコースは、全17戦のレイアウト図を見ても、アウトドアで行われるレースとは異なり、スタートエリアにフラットな直線があるのみで、それ以外の直線部分には基本的にジャンプの連続、あるいはウープス。その直線を180度のタイトターンで結ぶようなレイアウトが特徴となっています。

それだけにパワーに勝る450㏄のマシンが有利な面があるのも事実。しかし350㏄の機動性を活かし、ショートはアナハイムで今シーズンベストとなる総合6位フィニッシュを果たしています。

ショートの活躍に応援、よろしくお願いします!

ショートの活躍に応援、よろしくお願いします!

その順位もさることながら、注目なのは20周で行われる決勝のラップタイムの推移です。そこにKTM350SX-Fの強さが浮き上がってきます。

まずベストラップ。トップはジェームス・スチュワートが5周目に出した56秒049。そしてショートのベストは11周目にマークした58秒411。20名中 12位でした。しかし決勝20ラップを通したショートのアベレージラップは59秒163。ベストと平均の差は0.752秒。この均一的な速さこそ350SX-Fの武器。このレースで見る限り、ベストラップとアベレージラップの差がショート以上に少ないのは、0.692秒差のブライアン(総合4位入賞)一人のみ。

トリッキーで消耗の激しいスーパークロスのコースで生きる350SX-Fの軽さと強さ。これによりショートは開幕戦から10位、7位、9位、9位ときただけに、中盤からの脱出を果たしたということで今回のアナハイムラウンドは大きな意味を持つのです。

次戦、第6戦ヒューストン、レリアント・スタジアムは2月12日決勝。こちらも楽しみ。あーあ、モトクロスしたくなったなぁ、と思ったら、是非KTMディーラーモトクロスモデルをチェック! そろそろ子供にもバイクを、という方もKTMディーラーでこんな素敵なバイクたちも用意されています。さあ、人生にKTMを!