インドア・エンデューロ・ラウンド2 バルセロナ
タディー・ブラズシアク、バルセロナで完勝!
注目のファクトリーエンデューロマシン、
350EXC-Fも デビッド・ナイトのライドで総合2位に!

ログセクションを飛び越えるブラズシアク。ポーランド人の彼はエクストリーム・エンデューロマイスターの名を欲しいままにしている。

ログセクションを飛び越えるブラズシアク。ポーランド人の彼はエクストリーム・エンデューロマイスターの名を欲しいままにしている。

スペインから飛び込んだニュースです。2月6日、スペイン、バルセロナのエル・パラウ・サン・ヨルディ・スタジアムで行われたFIM インドア・エンデューロ・ワールドチャンピオンシップ2011のシリーズ第2戦が開催されました。このレースでKTMファクトリーエンデューロチームのタディー・ブラズシアクが、当日行われた3本のファイナル全てをトップフィニッシュ。第2戦で優勝を収めました。

デビッド・ナイトが駆るKTM350EXC-Fファクトリーマシン。バルセロナの熱狂的ファンの前で大活躍を果たす。

デビッド・ナイトが駆るKTM350EXC-Fファクトリーマシン。バルセロナの熱狂的ファンの前で大活躍を果たす。

FIM インドア・エンデューロ・ワールドチャンピオンシップ2011は2010年11月27日、イタリア。ジェノバで開幕。今回のバルセロナを含め次戦3月5日のボルトガルラウンドまでの全3戦×9レースで戦われます。

スタジアムに造られたコースはエンデューロクロスそのもの。ログ、ロックなど大きな障害物をクリアするエクストリームコースで繰り広げられる熱戦に、観客席からは大歓声が上がります。KTMを始め、フサベルなど強豪メーカーが参加しているこのシリーズ。ウインターシーズンにプロフェッショナルモータースポーツを間近で楽しめる貴重な存在でもあるのです。

ブラズシアクは、シリーズ初戦、ジェノバで総合3位に甘んじただけに、今回はウップンを晴らすことになりました。今回60ポイントを獲得したことで、シリーズポイントを103まで伸ばし、ランキング1位に躍り出ることに成功。ランキング2位はバルセロナラウンドを総合3位で終えたホアキン・ジャングレン(フサベル)が86ポイント、総合3位は、 バルセロナラウンドを7位で終え、22ポイントを加算したホンダのミカ・アオラが73ポイントと続きます。

2010年のインドア・エンデューロの世界チャンピオンでもあるタディー・ブラズシアク。彼はエクストリームエンデューロのマイスターと異名をとるライダーでもあり、2007年から4年連続してエルズベルグ・ロデオで勝利を収める実力者でもあります。かつて世界選手権トライアルに参戦していたトライアルライダーでもあり、その持てるテクニックを強みにエクストリームエンデューロで活躍しているのです。

ポデュームに登壇したナイト、ブラズシアク、そしてホアキン・ジャングレン。

ポデュームに登壇した左からナイト、ブラズシアク、そしてホアキン・ジャングレン。

デビッド・ナイト、350EXC-Fを
2位表彰台に導く活躍!

エル・パラウ・サン・ヨルディ・スタジアムを沸かせたのは優勝したタディー・ブラズシアクだけではありません。KTMのファクトリーライダー、デビッド・ナイト(彼はエンデューロE3クラス世界チャンピオンでもあります)は、3本行われたファイナルで2位、3位、2位と抜群の速さを見せ、ブラズシアクに続く総合2位となったのです。

バルセロナでお披露目された350EXC-F Factory_2011。

バルセロナでお披露目された350EXC-F Factory_2011。

ナイトが走らせたのはKTMファクトリーチームが送り出す2011年の新型ウエポン、350EXC-F。昨年、トニ・カイロリのライディングによってモトクロス世界選手権MX1を制した350SX-Fと同じDNAをもつ新時代のエンデューロマシンが高いポテンシャルを見せたのです。

KTMレジェンドライダー達とともに
2011KTMファクトリーエンデューロチームが
ライダーとファクトリーマシン350EXC-Fをお披露目。

ファクトリーエンデューロチームのライダー達。デビッド・ナイト、ジョニー・オベール、トーマス・オルドラティー、クリストバル・ゲレーロ、エーロ・レメスの5人がエンデューロ世界選手権に参戦。タディー・ブラズシアクはインドア エンデューロ世界選手権のほか、エルズベルグ・ヘアスクランブル、USエンデューロクロスに参戦する。

ファクトリーエンデューロチームのライダー達。デビッド・ナイト、ジョニー・オベール、トーマス・オルドラティー、クリストバル・ゲレーロ、エーロ・レメスの5人がエンデューロ世界選手権に参戦。タディー・ブラズシアクはインドア エンデューロ世界選手権のほか、エルズベルグ・ヘアスクランブル、USエンデューロクロスに参戦する。

このバルセロナラウンドに併せ、KTMはバルセロナでエンデューロチームのプレゼンテーションを行いました。KTMモータースポーツを束ねるピット・バイラーをはじめ、エンデューロチームのボス、ファビオ・ファリオリやファクトリーライダーとともにKTM350EXC-Fがお披露目されました。この席にはKTMのディーラーをはじめ、スポンサー、パートナーなど多くの人たちが招待されました。

そしてこのプレゼンテーションにはKTMの歴史に名を刻むエンデューロ・レジェンドライダーも参加しています。1964年以来、KTMと共にあるアレナルド・ファビオオリ。

KTMに乗った最初のスペイン人エンデューロチェンピオンであり、20年以上KTMの輸入で成功を収めているアントン・マルシナク。

現在もKTMのマネージメントのキーマンの一人であり、エンデューロチャンピオンであり、ISDEでも大活躍したトニ・ステックルマイヤー(彼はオレブロにKTMの歴史を教えてくれた一人でもあります)。

バルセロナに集まったKTMファクトリーエンデューロチームのライダー達。トニ・ステックルマイヤー(右端)や、ダカールラリーを制したマルク・コマ(左から3人目)、ホワン・ペデレロも地元スペインのイベントに顔を出した。前列で350EXC-Fに手を掛けているのがモータースポーツを統括するピット・バイラー。

バルセロナに集まったKTMファクトリーエンデューロチームのライダー達。トニ・ステックルマイヤー(右端)や、ダカールラリーを制したマルク・コマ(左から3人目)、ホワン・ペデレロも地元スペインのイベントに顔を出した。前列で350EXC-Fに手を掛けているのがモータースポーツを統括するピット・バイラー。

そしてKTMのR&Dのメンバーであり、1987年にはKTMが自社開発した350㏄水冷LC4エンジンのプロトタイプのマシンにのりエンデューロ・ヨーロッパチャンピオンに輝いた経歴を持つヨヒム・サワー。サワーは350EXC-Fのプロダクト開発を進めた一人でもあります。

レジェンド達とともに新たなる歴史を開く350EXC-F。そのファクトリーエンデューロチームの活躍に今後もご期待下さい! オレブロも注目していきます。