オレブロ・DAKAR 2011 ニュース VOL17
KTMマルク・コマ、優勝。
歓喜のフィニッシュライン!
そしてKTMダカール10連覇達成!

DAKAR2011 で勝利を収めたTEAM MRW Red Bull KTMのマルク・コマ。

DAKAR2011 で勝利を収めたTEAM MRW Red Bull KTMのマルク・コマ。

ダカールラリー2011アルゼンチン+チリは1月15日、コルドバ〜ブエノスアイレス間826キロ(移動区間645キロ+競技区間ステージ13・181キロ)で行われた。競技区間最終日となったこの日、TEAM MRW Red Bull KTMの#1マルク・コマがステージ13を1時間27分23秒(トップから2分16秒差)、5位でフィニッシュし、総合1位を確定。2011年ダカールラリーで勝利を収めた。マルク・コマにとって自身3度目のダカール優勝となる。

また、これによりダカール初参戦となったファクトリーマシン、KTM450ラリーはデビューウインを飾る結果となった。

またコマの最大のライバルでもあり、KTMファクトリーラリーチームの一員でもあるTeam Red Bull KTMの#2、シリル・デプレは最終ステージ13でトップと44秒差の4位フィニッシュ。優勝のコマと13ステージを戦い終え、その差が15分4秒となり総合2位に入る健闘をみせた。

また、コマのチームメイト、TEAM MRW Red Bull KTMの#10、ホワン・ペデレロはステージ13を1時間28分12秒(トップから3分5秒差)で走りきり、ステージ7位、総合5位で2011年のダカールラリーをフィニッシュ。

もう一人のファクトリーライダー、Team Red Bull KTMの#11、ルベン・ファリアはステージ13を1時間33分41秒(8分34秒差)の16位でフィニッシュ。総合8位でラリーを終えている。

1月15日、コルドバのビバーグを午前4時30分にスタートしたライダー達は長い移動区間への旅に出る。最終日とはいえ826キロもの移動となるのがダカール。安らぎはラリーを終えてからと言わんばかりのハードな設定だ。

そして181キロのステージ13が開始されたのは10時40分。マルク・コマを先頭に2分間隔でライダー達は最後の競技区間へと消えていく。

TEAM MRW Red Bull KTMのホワン・ペデレロとともに勝利を祝うマルク・コマ。自身3度目のダカールウインとなる。

TEAM MRW Red Bull KTMのホワン・ペデレロとともに勝利を祝うマルク・コマ。自身3度目のダカールウインとなる。

このステージ13に設置されたウエイポイントは4つ。その通過時間を見ると常にトップから5位までのライダーの差が30秒程度の接近戦を繰り広げた高速バトルの様相を呈しています。ステージウインを飾ったBMWのファルホーフェンと2位ロドリゲスの差が5秒、3位のKTMライダー、アセフェドの差が19秒、そして4位のデプレが44秒差という展開だったのです。

結果的に総走行距離9600キロ、うち13の競技区間が用意されたダカールラリー2011。デプレが序盤に受けた10分のペナルティーを思い出すまでもなく、KTMファクトリーラリーチームのマルク・コマとシリル・デプレの差は15分4秒でした。しかし二人の実力を語るのに555キロのステージを走り終え、差は僅か37秒差でステージ1位、2位を分けた1月14日のステージ12は忘れるわけにはいきません。

今大会、13の競技区間のうち、マルク・コマが5つ、シリル・デプレが3つと、8つのステージでKTMファクトリーライダーが最速をマークしたのです。

マルク・コマ、勝利を振り返る。

「とにかくライディングに集中し続けました。それが勝つための唯一の方法だったからです。一瞬たりとも気を抜くことなど出来ませんでした。これはとにかく大変なことでした。タフなステージをようやく乗り切っても、翌日にはもっとタフな戦いが待ち待ちかまえていました。

ダカールの難しさは誰もが知るところです。しかし、今年のレースはその中でも特別でした。

この勝利は全てのハードワークの見かえりであり、何年間ものレースへの集中したきこと、特に今回、最後の数日間、途切れることの無かった勝利へのテンションの賜物だと考えています」

そしてシリル・デプレ

「いくつか小さなミスをしましたが、中でもふたつのミスが結果的に最後まで尾を引きました。上手くやれなかったことは残念です。

例えば、去年私は最後のステージを総合1位で迎えました。あの時はもっと短い距離でステージが終わってほしいと願いました。でも今年は2位でこのステージ13を走るとき、もっと長ければ良いのに、と思いました。

ただし、ダカールをフィニッシュすることは何時でも格別です。多くの人が歓迎してくれますからね。こ

れまで11回ダカールに参加し、3回の優勝と8回のポデュームフィニッシュを果たしています。今回もあともう一つ良ければもっと素晴らしかったでしょう。ただ、今回はそれが出来ませんでした」

トップ11フィニッシャーのうち9台がKTMライダー。

デプレ、コマの行き詰まる攻防が素晴らしかったように、他のKTMライダー達が成し遂げたダカールでの成果も忘れるわけには行きません。総合11位までにKTMファクトリーラリーチームの4名を含む9名が入るという素晴らしい結果を残しました。

KTMはダカールラリーを戦った勇敢なKTMライダー達をお祝いします!

Stage 13 Results

1, Frans Verhoeven, Belgium, BMW

2, Helder Rodrigues, Portugal, Yamaha at 00:05

3, Jean De Azevedo, Brazil, KTM, 26:04 at 00:05

4, Cyril Despres, France, KTM, at 00:44

5, Marc Coma, Spain, KTM at 2:16

6, Henk Knuiman, Netherlands, KTM, 2:47

7, Juan Pedrero, Spain, KTM at 3:05

8, Pal Anders Ullevalseter, Norway, KTM 3:51

9, Jacek Czachor, Poland, KTM, 4:38

10, Miran Stanovnik, Slovenia, KTM, 5:16

11. Teus Visser, Netherland, KTM 5:48

15, Ruben Faria, Portugal, KTM, at 8:34


Final Overall Results

1, Marc Coma, Spain, KTM

2, Cyril Despres, France, KTM, at 15:04

3, Helder Rodrigues, Portugal, Yamaha, 1:40:20

4, Chaleco Lopez, Chile, Aprilia,

5, Juan Pedrero, Spain, KTM at 3:07:03

6, Pal Anders Ullevalseter, Norway, KTM at 3:32:56

7, Jean De Azevedo, Brazil, KTM, 3:59:38

8, Ruben Faria, Portugal, KTM, at 4:13:01

9, Jacek Czachor, Poland, KTM at 9:38:41

10, Henk Knuiman, Netherlands, KTM 6:14:46

11, Miran Stanovnik Slovenia, KTM 6:13:49