子供たちへのクリスマスプレゼント その1
パーツ番号3PW117420から始まる物語。

POWER PARTSのプラダクトマネージャー、トーマス・ドゥーイッシュをKTM本社マッティグホーフェンに訪ねたオレブロ取材班ですが、本社に併設されたPOWER WEARのショップで発見したのがこれです(残念ながら日本には未入荷です)。その分類番号は3PW117420。

ボックスのサイズは横約35センチ、縦約25センチ、厚みはおよそ13mm。

そこに描かれているのはサンタクロースのソリを牽くトナカイたち。というクリスマスシーズンに向けた日めくりカレンダーです。でもどこかアグレッシブ。というか、トナカイさん、2011年モデルのSXシリーズに乗ってご満悦の様子。

これがボックスの正体です。1日から24日まで、つまりクリスマスイブまでの数字がアットランダムに配列されていて、キッズたちが一日一個だけめくっていくのです。中にはチョコレート一個が隠されています。

これがボックスの正体です。1日から24日まで、つまりクリスマスイブまでの数字がアットランダムに配列されていて、キッズたちが一日一個だけめくっていくのです。中にはチョコレート一個が隠されています。

サンタクロースはパワーウエアを着ています。トナカイさんはモトクロッサーに乗ってます。

サンタクロースはパワーウエアを着ています。トナカイさんはモトクロッサーに乗ってます。

ソリに乗っているサンタクロース? に見えた人はKTMのPOWER WEARを着用しているようで、赤では無くオレンジ色のウエアを身に纏っています。ソリのシートもオフロードバイク風に仕立ててあります。

描かれた標識にはマッティグホーフェンの文字。斜めに赤線は町や集落の終わりを意味します。制限速度がぐっと上がるポイントでもあります。トナカイもワイドオープン。勢い余ってソリからプレゼントがこぼれています。

マッティングホーフェンは、KTMがあるオーストリアの小さな町のことです。

マッティングホーフェンは、KTMがあるオーストリアの小さな町のことです。

このカタチはWPサスペンションでしょうか? でもよく見ると全体に数字の入った扉が。12月1日から24日までの日めくりカレンダーになっていて、タイトル通りクリスマスイブまでを毎日1枚数とびらを開けるとそこにあるのがこれです。

そしてクリスマスイブ、サプライズが隠されています。

めくると、中にはチョコレートがはいっています。そして……。

一日ずつめくると、中にはチョコレートがはいっています。そして……。

そしてサンタクロースがKTM製オープンスポーツ、X-BOWに乗っています。

そのX-BOWといえば、KTMが誇るオープン2シーターのスーパースポーツです。どの辺が、と言えば、まずシャーシがスゴイ。イタリアのコンストラクター、ダラーラ製カーボンモノコックを採用したまるでフォーミュラーカーのようなスポーツカーなのです。4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションのアーム長も長く、フロントはインボードに、フルアジャスタブルのWPサスペンションを搭載しています。

X-BOWもKTM製です。シューマッハやベッテルたちが乗ってレースが行われました。

X-BOWもKTM製です。シューマッハやベッテルたちが乗ってレースが行われました。

オーストリアのグラーツで生産されるX-BOWのファクトリーは、清潔でファイナルアッセンブルラインはほとんどの作業を熟練したメカニックによる手作業で進めていました。

搭載されるエンジンはアウディ製TFSI2リッターターボエンジン。240馬力と2000rpmから5500rpmまでの広い範囲で310Nmというマキシマムトルクを発揮。わずか790kgの車重ですから、馬力あたり負担重量はわずか3.291kg/PS。ABSもトラクションコントロールも持たないピュアなドライバーズカーです。

このX-BOW、実は4輪モータースポーツ界で誰が一番? を決めるRACE OF CHAMPIONS、通称ROCの競技用車両として2008年イギリス・ウェンブリー大会から提供されています。昨年の北京大会に続き今年、ドイツのデュッセルドルフ大会で3年連続となるX-BOWですが、ドライバー達からも好評とのこと。

このROCは1988年に始まったイベントで、ラリー、F1、ルマンシリーズなど多くのカテゴリーからドライバーを集め、いったい、だれが一番のドライバーなの? を決めるものなのです。

ベッテルらのドイツ・チームが優勝しました。

ベッテルらのドイツ・チームが優勝しました。

2010年11月27日、ドイツのデュッセルドルフで行われたROCには、アラン・プロスト、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテルら、現役、レジェンドをはじめとしたF1チャンピオン経験者、ルマンでお馴染み、トム・クリステンセン、WRCのセバスチャン・ローブ、かつてのGPライダー、ミック・ドゥーハンやフリースタイルで一時代を築き、現在はアメリカ国内のラリー選手権でチャンピオン街道を走り続けるあのトラビズ・パストラーナも参加。かのバレンティーノ・ロッシもエントリー経験をもっています。

そしてネイションズカップではシューマッハ、ベッテルが属するドイツチームが優勝! KTM X-BOWで和やかにパレードラップを行ったのです。次回は見事ネイションズカップを手に入れたドイツ人ドライバー、セバスチャン・ベッテルに関するKTMなお話をお届けします!