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カラーグラフィックの変更と ABSを装備した
2011年990 SM-Tを発表。

2009年春。KTMが送り出した990SM-Tは、スーパーモトと、ロングディスタンスツーリングに求められる要素を高い次元で融合させた、スポーツツアラーとして登場しました。

コンパクトながら効果の大きなフレームマウントのフェアリングの装備し、スポーティー且つ快適性にも配慮した絶妙なセッティングをほどこされたサスペンション、ラゲッジキャリアとしての拡張性を予め持たせた専用装備など、スポーツバイクとツーリングモデルを見事に両立した一台としてファンを魅了してきました。

スポーティーさはそのまま。990SM-Tが装備した新世代ABSは楽しい走りの世界をさらに広げます。

スポーティーさはそのまま。990SM-Tが装備した新世代ABSは楽しい走りの世界をさらに広げます。

そんな基本性能はそのままに、2011年モデルの990SM-TはABSを装備して登場します。

ABSといえば路面や天候など変化する路面コンディションでも、安定したブレーキングをもたらすデバイスとしてお馴染みです。ブレーキングは、ベテランライダーでも神経をすり減らすもの。ABSはそうしたメンタル的な部分はもちろん、ブレーキング中タイヤがロックすることで方向性を失い転倒するリスクを減らす、優れた機能を持っています。

しかし、それだけでは納得しないのがKTMの開発者達です。軽量且つパワフルなスポーツバイクでもある990SM-Tに搭載するためには、いくつものハードルを設けました。まず徹底的にスリム、軽量に拘って造られた990SMシリーズには、従来どおりのABSではその大きなシステムを収めるスペースがありません。もちろん、システム全体の重量が990SM-T自慢の軽さを押し上げて、運動性を落とすようなことになればそれこそ本末転倒です。さらに、アンチロック性による安全性の向上は歓迎すれど、ファンライディングの素養であるスポーティーネスも一切レベルダウンすることなど、KTMのエンジニア+テストライダー達は許容できません。

そして最終的に見つけたのがABSのスペシャリスト、ボッシュが開発した最新世代デュアルチャンネル式ABSシステムでした。

車体重量の増加は僅か1キログラム。このシステムと組み合わされるブレーキシステムは、ブレンボの4ポットキャリパー(もちろんラジアルマウントです)とφ305mmの外径を持つディスクプレートなど、スポーティーな990SM-Tの装備品はこれまでどおり。もちろんスポーティーライディングでの楽しさをスポイルしない絶妙なチューニングが施されたことも言うまでもありません。

結果的に990SM-Tらしさをこれまで通り楽しみながら、ABSの付加により安全性を高めることに成功しているのです。

オレンジ、ブラック、ホワイトのボディーカラーは、艶のある外装となり、2011年モデルの個性を主張します。その登場は2011年春を予定しています。

タンク、ノーズ、スポイラーなど外装意匠に艶のあるパーツを採用。ハイグロスブラック。

タンク、ノーズ、スポイラーなど外装意匠に艶のあるパーツを採用。ハイグロスブラック。

これが車体色オレンジ・バージョン。

これが車体色オレンジ・バージョン。

そしてホワイトも用意されています。

そしてホワイトも用意されています。