KTM Freeride SM
全身に漲るFUN の予感。KTM流ZEVとは?

東京モーターサイクルショーでお披露目したKTM Freeride。

東京モーターサイクルショーでお披露目したKTM Freeride。

2008年10月、KTMは走行可能な電動ゼロエミッションモーターサイクルの1号プロトタイプを公表しました。開発動機の一つは、オフロードモーターサイクルの世界的トップメーカーであるKTMが、ゼロエミッションによる環境保全性を確保することや走行時の騒音が極めて低いレベルにある電動の特性を活かし、オフロードスポーツを取り巻く厳しい状況を好転させるソリューションになる、そう考えたからです。

開発のパートナーは、オーストリア、ウイーンにある技術研究所「アーセナル・リサーチ(現在はAIT、オーストリア技術研究所に改称)」でした。この研究機関は、電子/電気モーターやその関連開発で知られるばかりか、2輪のモータースポーツにも熱心に取り組む、KTMにとって理想的なパートナーでした。そのプロトタイプはグリーンな「スローライフ」を提唱するものではなくピュアにライディングを楽しむためのものだったのです。軽く自在に操れ、コースに存在する水たまりやドロドロの轍にアクスルシャフトまでタイヤが埋まったとしても、走り続けるタフな走破性を持つのはもちろん、ジャンプや連続する振動にも耐え、走り終えれば高圧洗車機にも平然としている必要があります。オフロードバイクの「常識」とKTMの哲学がそれには詰まっていたのです。

東京モーターサイクルショーで生産型により近いKTM Freerideを発表します。発売予定価格が1万ユーロ未満、発売時期は現段階では来夏を予定しています。エンデューロ、SMとも公道走行可能とします。KTM Freerideは都市とモータースポーツのコネクターになるかもしれません。新たな扉を開くまでもうしばらくお待ち下さい。

力強いモーター/駆動系の造形。上にはバッテリーケースを持つ。

力強いモーター/駆動系の造形。上にはバッテリーケースを持つ。

450㏄級のマキシマムトルクを生み出すモーターを搭載する。

450㏄級のマキシマムトルクを生み出すモーターを搭載する。

バックストリートを意識したSMはハンドル回りにも個性的。

バックストリートを意識したSMはハンドル周りも個性的なデザインだ。

前後WPサスペンションを採用。フレームデザインも斬新。

前後WPサスペンションを採用している。フレームデザインも斬新だ。

「斜め後ろから見るSMが一番カッコイイんだ」とデザイナーのクレイグは言った。

「斜め後ろから見るSMが一番カッコイイんだ」とデザイナーのクレイグは言った。