デザイナー・インタビュー──クレイグ・デント
デザイナーが語るKTM Freeride SMの魅力。

KTMフリーライドをデザインしたクレイグ・デント。日本のあるメーカーの研究所で学んだことがあるという。

KTMフリーライドをデザインしたクレイグ・デント。日本のあるメーカーの研究所で学んだことがあるという。

「コンニチワ。クレイグです。僕がデザインしました、ハイ」

あまりに正しい発音でそう挨拶するクレイグ・デント。ホンダのデザインスタジオで働いた経験を持つ彼は、「ハイ」と「モンダイない」それに「あ、スイマセン」を完璧に使いこなします。少々日本人としては複雑でした(笑)が、早速本題を聴いていきましょう。

KTMのデザインを担当するKISKAで彼がこのビッグプロジェクトに関われたことを興奮して振り返ります。

「とにかくKTM Freerideをデザインすることはエキサイティングでした。エンデューロモデルとよりストリートを意識したこのSMバージョンがありますが、私がデザインしたのはこのSMモデルのほうです。発売されたらこのバイクのターゲット年齢層であろう、というデザイナーで仕事を進めました。まず、僕たちはKTMの哲学を共有することを目的として、ピュア、パフォーマンス、エクストリーム、アドベンチャーそしてREADY TO RACEの真意を体感すべく、色々なことにチャレンジしました。後ろにあるボードにあるのがその時の写真です。

(そこには主にエクストリームスポーツに挑戦する彼らの笑顔が!)

KISKAのデザインスタジオで語るグレイグ・デント。

KISKAのデザインスタジオで語るグレイグ・デント。

ボディーパネルには、ウォールライディングやジャンピングなどトリックの名前をいくつも入れています。見て下さい。エンデューロモデルとSMではフロントフォークの取り回しを変えています。これはBMXなどでジャンプした瞬間にフロントホイールを360度クルクル回転させるトリックがありますが、それを可能とするために採り入れたものです。ワイヤー類もセンターを通しています。ステアリングヘッドをMTB的な造形にしているのも、軽さを印象づけるためです。斜め後ろ、低い位置から眺めて下さい。僕のリコメンドアングルです。

これが街を走る姿を早く見たいです。走りですか? KTMですよ。楽しく無いはずがないじゃないですか!」

KTM Freerideのスケッチに書き込まれた思い入れ深いコメント群。

KTM Freerideのスケッチに書き込まれた思い入れ深いコメント群。

ボディーワークの凝縮感、パワーユニットの力感が調和する。

ボディーワークの凝縮感、パワーユニットの力感が調和する。

初期のイメージスケッチ。現車に反映されている部分も多い。

初期のイメージスケッチ。現車に反映されている部分も多い。

シート、スポイラーの眺めは現行のバイクそのもの。

シート、スポイラーの眺めは現行のバイクそのもの。