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RACING NEWS

2011年7月27日
JNCCラウンド4広島は、酷暑のサバイバルレース
250 EXC-Fの小池田猛が余裕の今季2勝目!

JAPAN NATIONAL CROSS COUNTRY ROUND4 BIG DEER HIROSHIMA/2011年7月24日

日本最大級のオフロードレースであるJNCCシリーズも、今季折り返し地点となり4戦目。東日本大震災の影響で、本来第2戦として数えられていた広島大会が延期されたものだ。例年は夏のまっただ中で行われることはないが、前述した大震災の影響から今季はこれを避けられず、サバイバルの様相を呈した。そんな状況からか欠席も多かったものの、このサバイバルに参加した台数はCOMP GPで113台、FUN GPで119台。テクニカルな箇所が省かれ、走行も30分短縮。できるかぎり走りやすさが考慮された広島県テージャスランチで、戦いの火蓋が切って落とされた。

小池田猛(KTM 250 EXC-F)
小池田猛(KTM 250 EXC-F)
AAクラス
JNCCではあまりスタートでトップに立たない小池田猛(KTM 250 EXC-F)が、なんとこのビッグディアでホールショットを奪う幕開け。2スト250などパワー差に勝るライバルのマシンを尻目に、トラクション性能・テクニックで前に出た小池田だったが、最大のライバル鈴木健二(YAMAHA)がすぐにトップを奪い返すという展開。路面は猛暑によって干からび、まるでシルトのようなダスティな状況で、スタートの混乱はおろか「前に出られるだけで視界が奪われる」(小池田)ほどのホコリが小池田を襲う。何とかして前に出たいとプッシュする小池田だったが、「健二さんの本気を感じました。僕も健二さんもまったくラインを譲らない攻防がずっと続きました」と本人はコメントする。JNCCの見所ともなっている、この二人のバトルショーに決着がついたのは、後半に入ってのこと。ガソリンの残量が限界と判断した鈴木はやむなくピットイン。小池田も次の周でガソリン補給のタイミングだったものの、このクリアラップでアドバンテージを築く。また、チームのKTM埼玉による俊足のピットワークも功を奏し、単独トップをモノにした。最終的には3分ほどの差で小池田の優勝となった。

Aクラス
今季の非常にレベルの高いAクラスの戦いは、前戦にて小林雅人(KTM 250 XC-W)が中学生ルーキー能塚智寛(KAWASAKI)、MXIAライセンスホルダー矢野和都(HONDA)の間に割って入った形だったが、自身が得意としていないテクニカルさのない今戦広島でも小林が3位と大躍進を遂げている。

小池田猛 小林雅人
小池田猛 小林雅人
小池田猛(KTM SAITAMA RACING)
「今回は、健二(鈴木健二)さんとのバトルでずいぶん楽しめたレースでした。1周目でいきなり健二さんが転がした石にひっかかって僕がこけちゃって、一気に5番手まで落ちたりもしたんです。とにかくホコリが多かったので、前にでないとどうしようもなかったですね。健二さんはまったく隙がなかったし、何度もウッズなどで仕掛けましたが、なかなかトップに立てなかった。ピットインの作業でのタイム差もあって1位に上がれたと思っています。チームには本当に感謝しています」

小林雅人(X-PARK勝沼)
「タフなコンディションであれば、もう少し今回もいけたと思うのですが…。雨がふってくれればなぁ、と願っていたくらいです。今年は、最低限でも昇格したいと思っています。さすがにチャンピオンは上の二人がいるので難しいですけどね」


SPLオレンジクロスオーバーKTMカップ
KTMは昨年までも好評だったKTMカップを、今期はさらにグレードアップ。各クラス年間トップのライダーを2012年エルズベルグロデオの観戦ツアーに招待。また、全戦で表彰を行う。

AAクラス Aクラス
AAクラス
1位.小池田 猛 2位.古箭 亨
Aクラス
1位.小林 雅人 2位.石戸谷 蓮 3位.巻下 満
FUN
1位.神馬 健 2位.川原 茂広 3位.木村 つかさ
KTMビレッジ KTMビレッジ
巨大なKTMビレッジを展開。新作のKTMパワーウェアも展示。

JNCC 第4戦 ビッグディア 結果
COMP GP AA
1. 小池田 健(KTM)
2. 鈴木 健二(YAMAHA)
3. 石井 正美(Husqvarna)
4. 出口 隼飛(HONDA)
5. 星野 恭平(YAMAHA)
COMP GP A
1. 矢野 和都(HONDA)
2. 能塚 智寛(KAWASAKI)
3. 小林 雅人(KTM)
4. 土岐 敏之(YAMAHA)
5. 小川 毅士(Beta)
FUN GP
1. 神馬 健(KTM)
2. 山本 正(KAWASAKI)
3. 橋口 元(YAMAHA)
4. 木村 聡(YAMAHA)
5. 川原 茂広(KTM)

KTM