| 2010年3月30日 |
KTM、東京モーターサイクルショーにおいて、ゼロエミッション・スポーツモーターサイクルを公開
オーストリーのスポーツモーターサイクルメーカー、KTMは、東京モーターサイクルショーにおいて、2種類の電動スポーツモーターサイクルを世界初公開した。“KTM フリーライド”と銘打ったディスプレーには、KTMの流儀に沿ったスポーツオフロード・モデルとダイナミックなオンロード・モデルの2種類のゼロエミッション・モーターサイクルが登壇した。
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| ハラルド・プロッキンガーとフーベルト・トゥルケンポルツ。 |
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| KTMジャパン(株)代表取締役 ミヒャエル・シャノー。 |
記者会見の模様。 |
マッティングホーヘン/東京(2010年3月26日)
電動モーターサイクルを設計・製作する意思を表明してから1年半、オーストリーのマッティングホーヘンに本拠を置く世界的スポーツモーターサイクルメーカー、KTMは、量産にごく近いゼロエミッション・モーターサイクルを発表した。“フリーライド”の名の下に公開されたのは、KTMのモットーである“Ready to Race”を21世紀に繋げ、KTMらしいスポーツスピリットを具現化する2種類の電動モーターサイクル。2010年3月26日〜28日の3日間、東京モーターサイクルショー会場において、一般にも公開された。
“フリーライド”の礎となったのは、オフロード・モーターサイクルに対するKTMのコミットメントである。KTMにとって、スポーツオフロード・モデルはビジネスの中核であり、他社との差別化を図る最大の製品でもある。デザイン・コンセプト策定の際、ゼロエミッションはもちろん、騒音も非常に少ないという電動モデル特有のアドバンテージが再確認され、モーターサイクルに新たな可能性を切り拓くポテンシャルが秘められていることが判明する。“フリーライド”の登場により、モーターサイクル・スポーツという文化が改めて注目されると同時に、市街地区域でも復活する可能性が見えてきたのである。
KTMスポーツモーターサイクルAGのセールス部門を統括するフーベルト・トゥルケンポルツは、東京モーターサイクルショーの記者会見の席上、革命的モーターサイクル開発の原動力となったコンセプトや哲学に言及し、次のようにコメントした。「KTM フリーライド・プロジェクトは、我がブランドにとって非常に重要な意味を持っている。弊社は、スポーツオフロード・モーターサイクルのトップメーカーであり、今後もオフロードスポーツを継続させることは、弊社の責任であるとも感じている。そこで、電動モーターのみによる新たな駆動ソリューションを開発したのだ。これにより、弊社は、“Ready to Race”のスローガンに忠実なメーカーでいられる、と確信している」。
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| フリーライド・エンデューロ。 |
フリーライド・エンデューロ。 |
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| フリーライド・スーパーモト。 |
フリーライド・スーパーモト。 |
フーベルト・トゥルケンポルツは、さらにつけ加える。「テクノロジーだけでなく、価格競争力においても、弊社の競争力を示したい、とも考えている。“フリーライド”の販売価格は、10,000ユーロ未満を想定している。これは、現在世界選手権に参戦中の内燃エンジン・エンデューロと同等のレベルだ」。
“フリーライド”は、駆動テクノロジーに革命をもたらす、と指摘するのは、KTMスポーツモーターサイクルAG取締役兼最高執行責任者(COO)のハラルド・プロッキンガー。「車両重量100kg未満のライトウェイトマシンならではの俊敏性だけでなく、2ストローク、125ccマシン相当のパワーを有している。最高出力22kWの電動モーターは、耐久性、耐ダート性、耐水性、ライフサイクル、ハンドリング、そして安全性のすべてにおいて、弊社の策定したすべての基準を上回っている。主にバッテリー駆動ユニットに工夫を凝らしたことによるもので、このテクノロジーは世界各国で特許を取得している」。
「“フリーライド”には、KTMがモータースポーツ活動で磨き続けた経験と知識がフルに活かされている。KTMならではのハイクオリティ・コンポーネントを惜しみなく採用し、厳格な法規制に対応しながらも、KTMらしいパフォーマンスを発揮するモデルの開発・製作に成功した」とハラルド・プロッキンガー。
ニュー“KTM フリーライド”エンデューロの量産は、来年に始まる予定。
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| フリーライド・エンデューロ・ディテール。 |
フリーライド・スーパーモト・ディテール。 |
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| フリーライド・アクション。 |
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