| 2010年12月14日 |
KTM 125 DUKE 日本販売価格発表!
メーカー希望小売価格(税込み) 449,400円
テクニカルハイライト
新開発4ストローク単気筒DOHCエンジン、電子制御フューエルインジェクション、3元触媒コンバーター、バランサーシャフト、6速ギアボックス、最高出力:15ps(11kW)、排ガス規制:Euro-3対応。
- - 軽量スチール・トレリスフレーム。
- - 超軽量鋳造アルミニウム・スウィングアーム。
- - WP倒立フロントフォーク。
- - 超軽量PDSリアサスペンション+WPモノショック。
- - パワフルなブレーキシステム--ブレンボと共同開発。
- - 一体型マルチファンクション・コックピット。
- - 電子スピードリミッター(80km/hで作動。オプション)。
初めてのモーターサイクルラブ
2011年は、若きモーターサイクル・エンスージャストにとって、忘れられない年になるだろう。次々に魅力的な製品を送り出すメーカーとして世界的に知られるKTMは、同社初のロードゴーイング125cc--125 DUKE--をデビューさせる。EUで2011年春に登場するニュー125 DUKEのコンセプトは、ひと目見た瞬間にわかるはずだ。KTMが確立させたモーターサイクルテクノロジーをフルにフィードバックし、真のライディングプレジャーを実現することこそ、125 DUKEの開発コンセプトであり、同時に使命でもある。しかも、これをリーズナブルな価格で実現し、若年層にモーターサイクルラブの機会を提供する。
オーストリーのモーターサイクルメーカー、KTMは、長年、スポーツモデルを若いライダーにも提供し、モーターサイクルの裾野の拡大に貢献してきた。たとえば、オフロードシーンでは、若手ライダーを積極的にサポート。そして彼らは本物のレーシングライダーとなり、KTMの成功に寄与してきた。ハイクオリティのミニサイクル、モトクロス、エンデューロモデルを開発・販売する他、KTMは、世界各国で若年層向けモータースポーツ・キャンペーンを展開する。レースだけでなく、市販車においてもモーターサイクルへの情熱を子どもたちや若者に伝えること、それはKTMの根幹的精神にも一致する。
ストリートを離れて2004年、KTMが同社初となるフルブラッド・ストリートスポーツ、SUPER DUKEをデビューさせて以来、同社はオンロードの経験とノウハウを培った。この結果、オーストリー北部に本拠を置くブランドを表す3文字のアルファベットは、熱心なロードライダーの心に深く刻まれるに至った。KTMがノービスライダーにも優れた製品を提供しようと考えるのは、ごく自然の成り行きだった。KTMは、つねにダイナミズムを追求するコンセプトを打ち立て、高いレベルのライディングプレジャーを提供し続けている。限界まで贅肉を削ぎ落として究極レベルの軽量化を図りつつ、モダンなデザイン手法と厳選コンポーネントを融合させて、精密エンジニアリングを追求し、強力で軽いスポーツエンジンによるパワーを磨き上げる。また、独自の哲学が活かされた大胆なコンセプトをユニークなスタイリングに昇華させるなど、具体例はすぐに見つかる。KTMならではのアプローチは、ニュー125 DUKEにも応用された。しかも、DUKEやSUPER DUKEといった名車を生み出したエンジニアリングチームが開発を担当。125ccのベンチマークとなる実力を秘めたニュー125 DUKEが誕生する。
エンジン
パワー、リファインメント、信頼性を高次元でバランスさせるべく、KTM開発陣は、ニュー125 DUKE用に新規にエンジンを開発するアプローチを採用した。
こうして完成した4ストローク水冷単気筒ユニットは、4バルブ・シリンダーヘッド、ダブル・オーバーヘッドカムシャフト、バランサーシャフト、電子制御ボッシュ・フューエルインジェクションなどKTMの方程式に則り、超高効率を達成。新型KTMにとって、理想のパワーユニットと言っても過言ではない。最先端の単気筒エンジンは、欧州諸国の法定出力制限である15ps(11kW)を難なく発生。エンジンエレクトロニクス系にも改良を加え、EUにおける法定最高速度の80km/hまで余裕で加速するポテンシャルを確立させた。さらに出力特性にも綿密なチューンを施し、ライディングプレジャーと日常の使い勝手を両立させている。小気味よいスロットルレスポンスと優れたパワーデリバリーは、既存DUKEにも共通する特徴である。同時に、開発担当エンジニアは、バイブレーションの低減にも成功し、優れたリファインメントを実現。信頼性、耐久性ともに非常に高いレベルが追求された結果、オーナーにメンテナンスの負担をかけない。ニュー125 DUKEのパワーユニットは、124.7ccと小柄ながらも、KTMエンジンにふさわしいダイナミズムをも有している。
シャシー
125 DUKEに熱い視線を送るライダーは、ロードホールディングにも相応の進化を期待しているのではないだろうか。軽量という“性能”は、アジリティ--俊敏性--の礎になるだけでなく、安全性をも向上させる。開発陣は、蝶のように華麗に舞い、矢のようにストレートを駆け抜けるシャシー性能を追求した。11リットルの燃料タンクを満タンにした状態で、125 DUKEの車両重量はわずか125kgに抑えられている。ただし、いたずらに装備を排除したのではない。KTMの伝統に則り、すべてのコンポーネントに厳格なダイエットプログラムを当てはめたのである。この小さなスポーツバイクのバックボーンは、超軽量のトレリスフレーム。薄壁スチールチューブを溶接加工し、最高レベルの強度を確保した。堅牢なサスペンションコンポーネントは、お馴染みWPサスペンションの製品。ブレーキは、イタリアのスペシャリスト、ブレンボとの共同開発である。軽量マルチスポークホイールとマルチファンクション・インスツルメントを備えるなど、真のKTMにふさわしい充実ぶりを見せる。また、このモーターサイクルに跨がった瞬間、ライダーはエルゴノミクスデザイナーの意図を感じるに違いない。理想的な操作性と完璧なまでのライディングポジション、優れた足つき性により、高レベルのフィードバックに裏打ちされたコントロール性を実現。その内容は、パーフェクトと呼ぶにふさわしい。
デザインと技術革新
形態と機能。ニューモデルの開発において、スタイリングをその工程に積極的に取り込むのは、KTMを置いて他にない。もちろん、ニュー125 DUKEも例外ではない。デザインのみならず、必要と思われる技術的ソリューションを一切の躊躇いなく採用する姿勢も、KTMならではと言えるだろう。初期レンダリングから2011年の量産デビューに至るまで、ジェラルド・キスカ率いるキスカデザインでは、125 DUKEのラインが継続的にアップグレードされた。なお、ザルツブルクに本拠を置くキスカは、1994年に初代DUKEのデザインを担当したことでも知られている。エンジニアとスタイリストのシームレスなコラボレーションの結果は、たとえば、ユニークなエグゾーストシステムに見て取れる。3元触媒コンバーターを内蔵する革新的なマフラーは、マスの集中化に貢献しつつ、ユニークな鉛直レイアウトにより、エンジン後部周りおよびリアホイール前方のスペースに巧みに装着され、省スペースも実現している。EUで2011年春にデビューを迎えるニューモーターサイクルは、“引き算の美学”を追究した典型的なKTMスタイルを纏う。さらに、KTMが直接開発したパワーパーツ・オプションを豊富に設定し、オーナーがその創造性を自由に発揮して、カスタマイゼーションを楽しめる工夫も凝らしている。ニュー125 DUKEは、どの角度から見ても非常に魅力的である。ぜひともグルリと製品周りを1周して、デザインとクオリティを吟味していただきたい。マシンに跨がり、圧倒的なダイナミズムとライディングプレジャーを感じるのは、その後の手順である。ここにも、真のKTMが存在する。
なお、日本での販売は2011年夏頃を予定している。
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