KTMは、ケルンで開催された“インターモト(INTERMOT)”において、3つの最新イノベーションを発表した。スポーツモーターサイクルに飽くなき情熱を傾け、オフロードとオンロードを問わず、世界チャンピオンシップにおいて185ものタイトルを獲得したKTMの名声は、すでに世界中に鳴り響いている。“Ready to Race”のスローガンの下、KTMは2011年モーターサイクルシーズンに向けて、新たなる決意とも呼ぶべきニューモデルをデビューさせる。
圧倒的な俊足を誇りながらも、高レベルの快適性を維持する。2011年モデル990 SM Tは、あらゆる状況下でこの資質を発揮するようさらなる進化を遂げている。卓越したアジリティとツーリングバイクのクオリティを同時に満たすスーパーモトは、専用開発されたABSを手に入れて、いっそうの高みを目指す。
1190 RC8 R TRACK
純粋なまでに“Ready to Race”。RC8 R TRACKをシンプルな言葉で表現するなら、こうなるだろう。KTMは、同社史上初めて、購入直後からレースに参戦できる究極のモデルを発売する。RC8モータースポーツ部門が企画・製作するRC8 R TRACKは、ホビーレーサーはもちろん、スーパーストック・クラスに参戦するライダーのニーズも満たしている。
990 SM Tは、2009年春のデビュー以来、賞賛の嵐を浴びてきた。KTMは、俊敏なスーパーモトのダイナミズムと本格的なロングツアラーのキャラクターを初めて融合させ、新たなモーターサイクル・マイルストーンを打ち立てる。
信じられないほどの多様性を持つ2気筒スーパーモトは、決定的な革新技術で武装を固め、2011年モーターサイクルシーズンを迎える。990 SM T特有のキャラクターとニーズに合わせてABSブレーキシステムを専用開発、あらゆる条件下で完璧な減速を実現する一方で、一切のダイナミズムを犠牲にしていない。ニュー990 SM Tは、その華麗なアクションから、減速の女王のニックネームを受けるかもしれない。
エキサイトメントと洗練の共演
エンジンテクノロジーの最先端を行く水冷Vツインには、KTMのシグナチャーとも言うべき75°のバンク角が採用されている。999cc、116ps(85kW)の最高出力を誇るこのユニットは、単体重量がわずか58kgにすぎない。それ以上に印象的なのは、圧倒的なパワー感、リファインメント、コントロール性のすべてを備える点。洗練の極みに達したパッケージが、爽快なパフォーマンスを実現し、990 SM T独自のニーズに応える。
また、ABSが組み合わされるブレーキは、ブレンボの手になるハイパフォーマンス・システム。フロントには、ラジアルマウントの4ピストン・キャリパーとφ305mmのデュアルディスクを組み合わせ、卓越したコントロール性と強烈なストッピングパワーを両立させる。このハードウェアとABSが相まって、990 SM Tは、あらゆる路面で、あらゆるスピードから、ピンポイントの精度をもって安全に停止することができる。さらにKTM-ボッシュのシステムには、横転感知機能も組み込まれるだけでなく、アグレッシブなライディングスタイルを阻害しないよう、最小限の介入のみを実行するようプログラムされている。オフロード走行を想定して、ABS OFF機能も備えられた。
2011年モデル990 SM Tには、ハイグロス・オレンジ、ホワイト、ブラックの3色が設定され、ABS標準装備でEUでは2011年2月に発売予定。モーターサイクルの持つ多様性がさまざまなライダーを魅了することを考慮して、パワーパーツアクセサリーには豊富なオプションパーツを用意し、スポーツポテンシャルをさらに引き上げたり、ツーリング能力を高めたりできるようにしている。990 SM Tは、路面やスピードを選ばず、しかも天候さえ気にせずに最上級のライディングプレジャーを提供、モダンライダーのナンバー1チョイスとなるに違いない。
KTM 990 SM T ホワイト
KTM 1190 RC8 R TRACK
NEW!
1190 RC8 R TRACK -- Ready to Raceの究極
KTMは、RC8 R TRACKとともにモータースポーツへの情熱を追求し、RC8レーシングマシンとロードゴーイング・バージョンのギャップを埋める。
ただし、定期的にサーキットを訪れるライダーは、スポーツマシンのカスタマイズやセットアップに多大な時間と労力、そして金銭をつぎ込んでいるのが現状である。RC8 R TRACKは、その労力のすべてをKTMレーシング部門が担っている。“TRACK”は、RC8モータースポーツ部門が直接関与して開発・製作するモデルであり、ホビーライダー用2気筒スーパーバイクとして完璧なキャラクターを有している。RC8 R TRACKは、FIMスーパーストックカテゴリーの技術規則に則して開発・製作されており、そのままのかたちでFIM認定選手権に参戦することもできる。
ベースモデルとなったRC8 Rは、もっともパワフルなスーパーバイクの1台であり、“TRACK”はあらゆる意味で究極の“Ready to Race”マシンである。