| 2009年11月18日 |
KTM、EICMA 2009において最新の技術革新を発表
イタリア、ミラノ発 -- KTMは、世界最大の年次モーターサイクルショー、EICMA 2009において、複数の革新的な新型モーターサイクルを公開した。KTMブースのハイライトとなったのは、新型350ccプロトタイプ・モトクロッサー、ニュー690 Duke R、125ccセグメントへの参入を見据えるスタディモデルである。
KTM 350 SX-F ファクトリーレーシング
EICMA 2009に登場した350ccのレーシングモーターサイクルは、KTMがつねに独立独行の精神を尊重するメーカーであることを改めて証明した。新型350ccモデルには、フューエルインジェクションやリンケージなどの先進テクノロジーが採用されることが確認されている。オフロードモーターサイクルの伝統を持つKTMは、自らその伝統に挑戦し、モトクロス界に“新たな道"を切り拓くことになる。250 SX-Fや450 SX-Fなどクラス別排気量規定に対応した既存モデルは、すでに幾多の成功を収めている。KTMは、これに満足することなく、プロフェッショナル・モトクロスシーンに350ccモーターサイクルという新たな一石を投じる。他のモデルと同様、“Ready to Race"のスローガンの下にデザイン・開発されたニューモデルは、2010年モトクロスシーズンにデビューを迎える。KTMファクトリーモトクロスチームを率いるステファン・エヴァーツが開発の陣頭指揮に当たり、ディテールにまで注意深く目を光らせた。KTM 350 SX-F ファクトリーレーシングは、量産レベルに非常に近い完成度を誇っているものの、量産開始日は未定となっている。
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| KTM 350 SX-F ファクトリーレーシング |
KTM 350 SX-F ファクトリーレーシング |
"KTM 125"
KTMの開発担当エンジニアは、日常業務に取り組むことにより、自然に一貫した姿勢を持つよう訓練されている。Duke、Super Duke、RC8 R、Adventureといった一連の製品や、これら製品が情熱溢れるカスタマーに受け入れられたことが、この哲学の正しさの証である。KTMは、マッティングホーヘンファクトリーで独自開発した新型125ccシリーズを発表、姉妹モデルの開発と同一のダイナミズムとともに、小排気量セグメント参入の意思を表明した。4バルブ・シリンダーヘッド、デュアル・オーバーヘッドカムシャフト、フューエルインジェクション、水冷方式などKTM既存のテクノロジーを流用し、15psの最高出力を達成。パワフルなエンジンと格子状のスチールチューブラーフレームが相まって、KTMならではのライディングプレジャーを約束する。非常にアグレッシブかつ進歩的なKTMルックは、お馴染みのキスカデザインの作品である。WPサスペンション、ブレンボなど一流サプライヤーからコンポーネントの供給を受け、既存モデルと同様のプレミアムクオリティを追求する。2種類のデザインバリエーションを提案するニュー125ccは、セグメントに新たな風を吹き込む。
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| KTM 125 コンセプト・レースバージョン |
KTM 125 コンセプト・スタントバージョン |
690 Duke R
KTMにとって、LC4単気筒エンジンは、伝統であると同時に未来でもある。また、ハイパフォーマンス、信頼性、ライダビリティ、スムーズネス、静粛性を具現化する精密機械でもある。2007年にコンセプトが発表された同パワーユニットは、単気筒ならではのライディングプレジャーをかつてないレベルへと昇華させることに成功した。2008年には690 Dukeがセンセーショナルなデビューを果たすと、ただちに全世界にデューク信者と呼ぶべき熱烈なファンを獲得した。ニュー690 Duke Rは、最高出力70psの強力なエンジンを搭載しながらも、車両重量を約148kgに抑え、オリジナルを上回る圧倒的なパフォーマンスを達成している。コンポーネントひとつひとつに最高のクオリティを追求し、モーターサイクルを彩るグラフィックの個性にもこだわる姿勢は、まさにKTMそのものである。強烈なポテンシャルを秘めるパワーユニットや、コーポレートカラーであるオレンジにペイントされたフレームは、“R"を冠するモデルのみに許される特徴。カーボンファイバー・マッドガード、洗練の極みに達するフォーク、オレンジのリア・ダンパースプリングユニットも、690 Duke Rを特徴付けるオリジナルコンポーネントである。さらに、メンテナンスインターバルの延長など実用性にも気を配った結果、比類なき孤高のストリートマシンに仕上がった。
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| 690 Duke R |
オールラウンド、すべてが最良
上に紹介するニューモデルの他、EICMA 2009には、いっそう魅力が高まった2010年モデルラインナップが一同に会した。スーパーバイク選手権参戦初年度から好成績を残したファクトリーチームへのオマージュとなるRC8 Rアクラポヴィック・レーサーレプリカやRED BULL・レーサーレプリカも出展された。また、KTMファクトリーモトクロス ライダーであるマックス・ナグルとマービン・ムスキャンの好リザルトを記念して、オレンジのフレームが眩しいMX1、MX2モトクロッサーレプリカも展示された。
既存モデルに関するアップデートや改良のデータ、最新の写真、KTM PowerWearおよびPowerParts製品も、EICMA 2009に持ち込まれた。ウェアやパフォーマンスパーツ、アクセサリーのラインナップはさらに充実、KTMのライフスタイルである“Ready to Race"を多方面からサポートする。
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