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 RACE REPORT
2007年10月25日
青山博一が栄冠!!
250ccクラスにおける3度目の優勝を飾る

21.10.2007 motoGP 17th Malaysia GP Sepang
MOTO GP 第17戦(250、125は第16戦) 2007年10月21日 マレーシアGP セパンサーキット

 
Aoyama青山博一

ファストストラップを叩き出し
堂々の1位

 レッドブルKTMチームの青山博一は、日曜日のセパンサーキットで、ずば抜けたライディングテクニックと、優れた戦術家としての才能を存分に発揮。KTMの250ccマシンをマレーシアGPのウイニングマシンにすることに成功した。ポールポジションからスタートした青山はそのチャンスを逃すことなく、ドイツGP以来シーズン2度目、またオレンジのマシンにライディングするようになった2006年から数えると、その年の日本GPでの勝利を含め3度目の優勝を決めた。
 また、青山はレース中の最速タイムを、全20ラップのレースのファイナルラップに記録。レース終盤、4位につけていた25歳のジャパニーズライダーは、残り2ラップというところで猛チャージを開始。青山は、レース序盤は慎重な走りを強いられたが、それはフロントに耐久性を重視したハードコンパウンドのタイヤを選択していたためで、レース後半のスパートのためにタイヤが温存されていたのだ。青山の今シーズン2度目の優勝により、9月の日本GPにおけるミカ・カリオの優勝を含めて、レッドブルKTM250チームはシーズン3度目の勝利を獲得したことになる。

青山博一 (Red Bull KTM 250 4位)
 熱帯特有の暑さと湿度のため、タイヤにとってもライダーにとっても厳しいレースになったという青山だが、スロースタートから追い上げていく青山が得意とする戦術でレースを制する結果となった。「セパンサーキットの新しい舗装面が、タイヤに対してとても攻撃的で、特にフロントのグリップ力に不安があった。でも、チームは素晴らしい選択をしてくれた。ぼくたちは一番ハードなコンパウンドのタイヤを装着することでレースが終わるまでいい走りをすることができた。終盤になると、他のライダーたちはタイヤのスライドに悩まされていたけど、ぽくたちは最後まで余力を残して戦うことができたんだ」。とチームの戦略に感謝する。
 「スタート直後は、自分のリズムを守ることに専念していた。タイヤを温存し、エンジンにも過度な負担をかけないようにしていたんだ。チームメイトのミカがいるセカンドグループに追いついた時、チェッカーまでの残り周回数が少ないことに気がついた。そこからプッシュを始めたんだ。そしてファイナルラップは、とにかくハードに攻めて、ベストタイムを出すことだけを考えて走ったよ」。
 次はバレンシアGP、ヨーロッパでの拠点をスペインに持つ青山は、バレンシアの最終戦で再びポディウムの中央に立つ自信を見せる。そして、セパンでの3位獲得によって、今シーズンのタイトルを確定させたライバルのホルヘ・ロレンツォに、チャンピオン獲得の祝福の言葉を贈った。

ミカ・カリオ (Red Bull KTM 250 4位)
 カリオもまた、セパンのポディウムに立つための準備は万全だった。決勝レースでもレースの後半まで青山の前を快走。終盤はアンドレア・ドビジオッソと激しいトップ争いを展開、テールtoノーズのバトルとなるが、ラスト2ラップ、カリオがドビジオッソに仕掛けたところでリアホイールに接触。ドビジオッソは転倒、カリオも体勢を崩してタイムロス、4位でレースを終えることになった。
 「ドビジオッソに接触してしまったのはぼくのミスだ。ドビジオッソはまるでドアを閉じたようにぼくとは完全に違うライン取りで走っていた。そのリアタイヤにぶつかってしまったんだ。みんなにとって不運なことだと思うけれど、しばしばこういうこともあるのがレースだと思う。もしこのハプニングがなければ、ぼくにとっては勝つチャンスだった。でもやはりリタイアしたドビジオッソにはごめんなさい! と言いたいよ。



motoGP Rnd.16 GP250結果

順位
No,
氏名
マシン
1
4
青山博一
KTM
2
80
ヘクター・バルベラ
Aprilia
3
1
ホルヘ・ロレンツォ
Aprilia
4
36
ミカ・カリオ
KTM 
5
12
トーマス・ルティ
Aprilia



Koyama小山知良

小山知良
素晴らしいレース展開で2位!

 オレンジKTMとジャパニーズライダーによるパーフェクトな1日となった。レッドブルKTMチームの小山知良が2位を獲得。250ccクラスを走るチームメイト青山博一の見事なレース運びと同様、小柄な小山が並み居るライバルたちを相手にトップグループをリードし、2位でフィニッシュラインを通過。今シーズン6度目のポディウムフィニッシュ。そしてチャンピオンシップポイントでもチェコのルーカス・ペセクを15ポイント上回って3位につける活躍だ。

小山知良 (Red Bull KTM 125 2位)
 「難しいレースだったけど、ハッピーエンドで良かったよ! フロントタイヤが少し滑り気味で、レース中盤に一度コースアウトしてクラッシュしかけてしまった。レースを続けられたのはラッキーだったよ。それからはより強くフロントに体重をかけるように乗り方を変えてみた。そしてもう一度プッシュ。最終ラップにはなんとかポディウムに手が届くと信じていたよ。とにかくエンジンがいいんだ。スタートからフィニッシュまで、本当に調子良かったよ」。

ランディ・クラメンナッハ (Red Bull KTM 125 17位)
 ランディ・クラメンナッハはインフルエンザにやられ、めまいの中でなんとか17位でレースを終えるのが精一杯。「4〜5ラップすると気分が悪くなってきた。なんとかレースを終えることができたのはうれしいけど、正直、自分がどうやって走ったのかおぼえていないんだ」。

スティービー・ボンセー (Red Bull KTM 125 26位)
 序盤は好調だったボンセーだが、キャブレターの不調で思うようなライディングができないレースとなってしまった。トラブルはトレーニング時にも発生していたものだった。「1速で低速コーナーに入ると、同じような不調が起こった。なんとかそれに合わせた乗り方をしようと工夫したけど、あまり良くなかったよ」。ボンセーとクラメンナッハにとっては不運なマレーシアGPとなってしまった。


motoGP Rnd.15 GP125結果

順位
No,
氏名
マシン
1
14
ガボール・タルマクシ
Aprilia
2
71
小山知良
KTM
3
55
ヘクター・ファウベル
Aprilia
4
6
ホアン・オリーブ
Aprilia 
5
33
セルジオ・ガデア
Aprilia
17
34
ランディ・クラメンナッハ
KTM
26
51
スティービー・ボンセー
KTM

Aoyama青山博一

Kalioミカ・カリオ(右)

Aoyama,Kalio青山博一、ミカ・カリオ

Randyランディ・クラメンナッハ


Randyランディ・クラメンナッハ



Steveスティービー・ボンセー



Koyama小山知良


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