ミカ・カリオは来る2008シーズンもRed Bull KTM Racing Teamで走るという契約にサインした。サインは、先週ミサノで開催されたリヴィエラ・ディ・リミニ/サンマリノGPの後に取り交わされた。才能に溢れるフィンランド出身、24歳のミカ・カリオは、KTMのテクニカルディレクターであるハラルド・バートルと契約書を共同で完成。世界選手権において、オーストリアのメーカーであるKTMとともにチャンピオンを獲得するという夢は実現可能だと思う、と語った。
「僕の夢は世界選手権で勝つこと。そして、KTMとともにこの夢を現実に出来ると信じているんだ」。「250ccプロジェクトはわずか2年前に始まったばかり。レースで勝利するようになったのは今年になってからだ。しかし、現在ではほぼ全てのレースで表彰台に上がるほど実力を高めており、常に勝利できるチャンスをもつまでになっている。この事実は、チームメンバーすべてのやる気と決意の明確な証明だ。現在のパッケージは非常に優れているが、さらに実力を高めるべく全員がハードに働いている。だから、2008シーズンを我々がともに闘うことで、KTMが世界選手権においてタイトルを争う存在になることは確実だ」
カリオはまた、1993年の初の出会い以来カリオの成功を確信してきたと言うハラルド・バートルの協力にも謝辞を添えた。「そのとき以来、彼と、彼のチームとともに働くことは私にとって特別であり、また刺激に満ちあふれるものだった。2ストロークエンジンが続く限り彼の存在は本当のベストだってことを、数多くの出来事のなかで彼は証明してきたんだ。彼がヤマハ、デルビのマシンを速く仕上げてきたこと、そしてKTMのエンジンを世界選手権最初の年にいかに速くしてきたかを誰もが目の当たりにしてきた。夜も昼もなく彼は働き、情熱を我々のマシンに注いできたんだ」
カリオは他のチームと比べてコンパクトなKTMチームが「じつに大きなアドバンテージをもっているか」を見てきた、と言う。
「大きな会社あるいはチームでは、ときにマシンの技術的改良を待つのに非常に忍耐しなければならないことがある。だが、Red Bull KTMでは、ただハラルドに話せばいいだけだ。彼がすべての決定を下すので、パーツの改良などを最短期間で実現することができる。だから、我々は問題を見つけても時間をロスすることなくすぐに改良出来るんだ。このチームは、まるで家族経営の企業のような雰囲気なんだ。これはじつに素晴らしい!」
ハラルド・バートルもまた、カリオがKTMと再び走るという決断を下したことを喜びをもって迎えた。
「彼はまったく偉大なライダーだ。チームにとってこれ以上はない素晴らしい人物と、これ以上ないほどシンプルに再契約できたことは本当に素晴らしいことだ」。「もちろん、彼の才能は素晴らしい。彼は生まれつき速いだけじゃなく、エンジン付きの2輪の乗り物ならなんでも乗りこなせる才能をもっている。そして、彼は速く知的なだけじゃないんだ。レースになると、彼は自分の体の下でなにが起きているのかを深く理解できる技術的な知識や感覚までもっている。だからセッティングに際して、わずかな変更でもいいフィーリングを発見することができるし、エンジニアに対して正確に要求を出すことが出来る」。
バートルは、KTMとカリオのタッグを「まさに夢のパートナーシップだ。マシン開発という側面においてだけではなく、表彰台に上がること、そしてレースに勝つという意味でも」と評価している。来季もテクニカルディレクターを務めるバートルは「カリオは素晴らしい才能をもっているよ。そしてそれだけでなく、世界選手権で勝てる経験と能力もね」とこの会見を締めくくった。
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KTMと再契約を交わしたミカ・カリオ
「カリオは素晴らしい才能をもっているよ。そしてそれだけでなく、世界選手権で勝てる経験と能力もね」(KTMテクニカルディレクター・ハラルド・バートル)
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