来季に向け、新体制となったRed Bull KTM チームはスペイン・ヘレスサーキットにおいて3日間にわたる最初のテストを実施した。
青山博一とミカ・カリオは、来季乗ることになる新しいKTM 250 FRRで非常によいラップタイムを記録。ランディ・クラメンナッハと、今季の新メンバーである小山知良の2人もコンスタントに速いタイムを記録したことが印象的であった。
KTMは、2006年のグランプリ・シーズンを終えたわずか数週間後に来季も活躍するであろう125cc、250ccクラスのGPマシンを次世代へと進める開発のために、早くもスペインの地を踏んだのである。
KTMにとって今年、輝く星と言える存在であった青山博一。彼は作シーズン、2度の優勝を果たしKTMにとって感慨深い4位というシリーズランキングをもたらしてくれた。その青山は良好な天候の下、ここスペイン・ヘレスのグランプリコースでコンスタントに周回を重ねた。
25歳とまだ若い日本人ライダーである青山は新しいマシンのコンポーネントを集中してテスト。全てのテストを終えた後、1分42.秒8というこの上ないタイムを叩き出し、その結果に非常に満足した。
また、ミカ・カリオも総合的なテストの結果、彼の乗る新しいKTMのマシンに非常にいい感触を得た。2006シーズン、MotoGP125ccクラスでランキング2位の座を獲得したカリオは、100HPを越えるKTM 250 FRRに乗り換えてもまったく問題がないことを示したのである。問題のないクラッシュもあったが、3日間のテストの後にフィンランド出身の彼は1分43秒9のラップタイムを記録、彼の非常に高いポテンシャルを示した。その後、彼は新しいKTM 250のセットアップに集中した。
125ccクラスに参戦する、2人のライダーも彼らの最初のテストに満足できる結果を残した。23歳の小山知良はこのヘレスサーキットで初めて彼の新しいマシンであるKTM125をライディング。200ラップ以上も走った3日間のテストの後、1分47秒5の素晴らしいラップタイムを記録。同時に、非常に有用なデータを集めることが出来た。
今回のような総合テストは、若いスイス人ライダーである、ランディ・クラメンナッハにとっては非常に重要なものとなった。スペイン国内選手権の最終戦で5位という好結果を得ている彼は、しかし昨年夏に経験した深刻なクラッシュのせいでいくぶん慎重である。しかし、16歳の軽量な彼は可能な限り多くのラップをここスペインで消化、クラッシュもしたもののケガもなくテストを終えた。
来季はランディにとって初めてのMotoGPフル参戦となるが、彼よりも経験豊富なチームメイトに極めて近い1分48秒2というタイムを記録した。
ラップタイム
青山博一(KTM250FRR) 1:42.8
ミカ・カリオ(KTM250FRR) 1:43.9
小山知良(KTM125FRR) 1:47.5
ランディ・クラメンナッハ(KTM125FRR) 1:48.2 |
小山知良
ランディ・クラメンナッハ
青山博一
ミカ・カリオ
|