2007年1月3日から21日にかけて開催されたダカール2007において、KTMとKTM 690 Rallyは表彰台を独占。完全勝利をもって圧倒的なその優位性を証明した。
8686kmのハードな行程を走り抜き、3人のライダーをポディウムへと導いた今回の結果は、ライダーのスキルの高さを証明するだけでなく、最新モデルであるKTM 690 Rallyの信頼性の高さとパワフルさをも物語っている。
今回のウイナーであるシリル・デプレ(フランス・ゴロワーズKTM)は最終ステージを難なくこなし、トップの34分19秒でフィニッシュ。彼のチームメイトであるデビッド・カストーが2位に、クリス・ブレイス(アメリカ・レッドブルKTM)が総合で52分差の3位に入った。
1月18日(木)の第12ステージまでトップを走り、2連勝を確実視されていたマルク・コマ(レッドブルKTM)は、 夥しいダストと複雑なナビゲーションに悩まされ、残念ながらクラッシュを喫しリタイア。幸い、世界ラリー選手権チャンピオンである彼の負傷はたいしたことはなく、土曜日にはパドックにその姿を見せることが出来た。
2006年にデプレが鎖骨を骨折しリタイア、コマが優勝したときの今回は逆の出来事で、まるでセットのような結果になった。KTMにとって、この2007年最初の勝利は、2001年に初めて優勝して以来の強さを引き続き証明するものである。今年優勝した事実で、今年初めてダカールラリーを走ったKTM 690 Rallyの信頼性と優位性を確認することができた。
しかし、今回のダカールラリーがイージーなものだったわけではない。KTMの残る5人のファクトリーライダーがふるい落とされたことは、ダカールラリーが世界一過酷なラリーであるという事実をより強めている。
しかし、様々なクラッシュによってリタイアを余儀なくされた彼らが、深刻な負傷から逃れたことは不幸中の幸いである。これは、今年初めてKTMファクトリーライダーがダカールラリーで使用した、KTMのネックブレイス・プロテクションシステムの効果を証明するものでもあったのである。
□ダカール2007最終結果
| 順位 |
ライダー |
国籍 |
バイク |
タイム |
タイム差 |
1 |
DESPRES |
FRA |
KTM |
51:36:53 |
00:00:00 |
2 |
CASTEU |
FRA |
KTM |
52:11:12 |
00:34:19 |
3 |
BLAIS |
USA |
KTM |
52:28:59 |
00:52:06 |
4 |
ULLEVALSETER |
NOR |
KTM |
53:14:50 |
01:37:57 |
5 |
RODRIGUES |
POR |
YAMAHA |
54:07:34 |
02:30:41 |
6 |
VINTERS |
LAT |
KTM |
54:21:14 |
02:44:21 |
7 |
MARCHINI |
FRA |
YAMAHA |
54:37:20 |
03:00:27 |
8 |
BETHYS |
FRA |
HONDA |
55:03:26 |
03:26:33 |
9 |
KATRINAK |
SLQ |
KTM |
55:17:03 |
03:40:10 |
10 |
CZACHOR |
POL |
KTM |
56:00:57 |
04:24:04 |
|
2位に入ったデビッド・カストー
見事に昨年の雪辱を果たしたシリル・デプレ
シリル・デプレ
クリス・ブレイス
初参戦ながら圧倒的な勝利を果たした690 Rally
高い効果を実証したKTM ネックブレイス・プロテクションシステム |